亡命チベット人について

現在、世界中に約134,000人の亡命チベット人が暮らしています。その数は年々増加の一途をたどっています。

亡命チベット人社会の概要

亡命人口 約134,000人 → 世界の亡命チベット人 入植マップ(2002年12月現在)インド:100,000人 ネパール:20,000人 → インドとネパールのチベット人入植地マップブータン:1,500人 スイス:3,000人、 イギリス:250人、フランス230人、オランダ: 50人、ノルウェー: 50人、スウェーデン:40人、デンマーク:40人、スペイン:30人、ハンガリー: 6人、ポルトガル:2人、アイルランド:1〜2人、ポーランド : 4人、チェコ : 1人 オーストラリアとニュージーランド:200人、 アメリカ合衆国:5,500人、カナダ:1,500人、 台湾:600人 ロシア:30人 モンゴル:10人 日本:60人
政府 民主的な人民投票により選出
国家元首 第14世ダライ・ラマ法王
司法機関 亡命チベット最高司法委員会
立法機関 亡命チベット代表者議会
チベット人の代表者46名で構成される
(43名は亡命者の直接選挙、3名はダライ・ラマ法王による指名)
行政機関 カシャック(内閣)が最高行政機関
その下に、文部省,財務省,宗教・文化省,内務省,情報・国際関係省,公安省,厚生省の主要な部門が設置されている。
主なNGO チベット青年会議,チベット婦人協会,チベタン・フリーダム・ムーブメント,チョルカ・スム機構,チベット国民民主党
在外代表部 ニューデリー,カトマンドゥ,ニューヨーク,ロンドン,パリ,ジュネーブ, ブダペスト,モスクワ,キャンベラ,東京,プレトリア,台北
経済 農業,農業関連産業,絨毯の生産・輸出,サービス産業。
冬期のセーター販売業が亡命者の約70%の経済的市中になっている。

世界の亡命チベット人 入植地マップ(2002年現在)

インドとネパールのチベット人 入植地マップ(2002年現在)

チベット亡命政権の難民収容センターの様子

ネパール・カトマンズにある難民収容センター他にインドのダラムサラにもある

自らの生命を賭けてチベット人は、老いも若きも、中国支配のチベットから毎年2,000人以上が脱出し続けている。何千キロにも及ぶヒマラヤ山脈の壁を越えてなんとか中国を脱出できた人たちは、チベット亡命政権の難民収容センターに保護される。

 

 

 

 

 

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