2024年1月2日
インド、ビハール州ブッダガヤ： ダライ・ラマ法王は岸田総理に手紙を送り、多数の死傷者、多くの建物やインフラの破壊をもたらした昨日の地震について悲しみを表明されました。
法王は手紙のなかで、「亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、そのご家族をはじめ、この災難に見舞われた方々にお見舞いとお悔やみを申し上げます。」と悲しみを表明され、
「日本政府が、被災された方々の救援・救護活動に全力を尽くしていることに感謝いたします。毎日「般若心経」を読誦している僧侶として、日本の仏教徒もこの機会に般若心経を唱えてみるのも良いかと思います。読経は、亡くなられた方々のためになるだけでなく、今後のさらなる災害を避けることにもなるでしょう。
私は今、ブッダが悟りを開いたインドの聖地、ブッダガヤにいます。サンガのメンバーや、この聖地を巡礼中の人々とともに、今回、日本で被災された方々のために「般若心経」を唱えたいと思います。」と述べられた。
法王は最後に、改めて祈りを捧げた。
