（2006年12月9日 Tibet.net ）

（ダラムサラ）ナンシー・ペロシ次期米国下院議長 が国際人権デーの式典に際し、人権の保護と啓発を全世界に向けて以下のように呼びかけた。

 「私たちは今日、人権の保護と啓発をあらためて全世界に呼びかけなければなりません。ダルフールにおける大量虐殺の阻止、中国での人権啓発、そして発展途上国における貧困・病の撲滅のために行動を起こす必要があります。

また、今日でダライ・ラマ法王がノーベル平和賞を受賞して17年となります。法王の取り組みにより、チベットにおける人権問題は国際的に注目を集めるようになりました。

中国の占領下において多くのチベット人が亡くなり、宗教的・政治的活動は極端に制限されています。法王は中国政府に働きかけるために国際的支援を募ってこられました。地球の市民として、私たちは中国とチベットの平和により一層尽力していかねばなりません。」