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ロブサン・センゲ主席大臣、来日

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2017年2月4日
東京

チベットの政治的指導者であるロブサン・センゲ主席大臣が本日、来日した。センゲ主席大臣は日本の国会議員、教育関係者、仏教関係者と面会するほか、チベット問題などについて講演する予定。

冬晴れの空の下、本日成田空港に到着したセンゲ主席大臣(シキョン)は、ダライ・ラマ法王日本・東アジア代表部事務所のルントック代表の出迎えを受けた。日本人支援者や在日チベット人コミュニティの人々もチベット国旗と横断幕で主席大臣の来日を歓迎した。

センゲ主席大臣は来日中、昨年11月に結成された日本チベット国会議員連盟に加盟する約87名の国会議員と会い、東京の議員会館で、チベットと宗教の自由について講演する予定。

また、12日には主席大臣はダライ・ラマ法王日本代表部事務所のオフィスで在日チベット人と会談する。13日にはシンクタンク国家基本問題研究所の櫻井よしこ理事長と対談を行なう。櫻井よしこ氏は長年のチベット支援者である。

主席大臣は来日中、チベットの現状、チベット問題解決に向けた今後の道程、チベットがアジアと世界に重要な理由、リーダーシップとレジリエンスなどについて話す予定。

また、主席大臣は、玉川大学(東京)、京都国際マンガミュージアムも訪れ、学生と交歓の機会を持つ。また、日本中から寄贈された10万本の樹木の中にある、明治天皇にちなんだ神道の神社である明治神宮も訪問する。

今回はロブサン・センゲ主席大臣の3度目の日本公式訪問となる。主席大臣はこれまで2012年と2016年に来日している。