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チベット人求職者が中国政府関連の仕事につくには表だってダライ・ラマを批判せねばならない

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2019年10月18日
By Sutirtho Patranobis, Hindustan Times
チベット人への新しい資格要件は、国の他地域からの卒業生への資格リストにあるものを超えている、とICT(インターナショナル・キャンペーン・フォー・チベット)は木曜日に述べた。

人権団体の声明によると、政府の仕事に応募するチベット自治区(TAR)卒業生に必要な新しい資格には、ダライ・ラマに対する批判と中国共産党(CPC)の「確固たる」政治原則が含まれる、とのことである。

ICTは、TAR政府のオンライン教育プラットフォームからの発表を引用して、これらの条件は特にこの地域のチベット人向けであると述べました。

「(共産党)党のリーダーシップを支援し、新しい時代におけるチベットの課題に対し、[中国共産党]党の方針、アプローチの方法、政策、および基本イデオロギーを毅然として実施する。党中央委員会に従って、 いかなる分裂傾向にも反対し、ダライ・ラマへの批判を露わにする。祖国の統一と民族的団結を守り、政治的問題に対して毅然たる態度、明快で否定しようのない態度をとる」と、ワシントンに拠点を置く人権団体は声明で明らかにした。

中国外務省は変化に対するコメントについてのHTからの問いに回答していない。

「これらの新しい要件はチベット人が中国政府への忠誠を見える形で示し、ダライ・ラマへの忠誠を否定することを強制されていることを明確に示している。ダライ・ラマは中国政府により60年前に亡命せざるをえなくなり、以後チベットに戻ることが許されていない」とICTの声明は述べている。

国際的な権利団体と批評家は、中国政府のチベット自治区での圧制を敷いていると述べ、山岳地帯での広範囲に及ぶ権利侵害を非難。チベット人の独特の文化、言語、伝統が徐々に侵食されていると言う。

中国政府は、ダラムサラに本拠を置くダライ・ラマを「危険な分裂主義者」と呼ぶ。また、莫大な努力と数十億ドルを費やし、人里離れた地域を近代化するために封建的慣行を廃止、仏教徒の自由な宗教の実践と文化の維持する権利を保護したと言う。

しかし、批評家はチベット人の権利は抑圧されていると言う。

「この厳格な規則はチベット出身の応募者にのみ適用され、人種による選別が懸念される。 さらに、特定の政治的意見を明らかにし、非難するこれらの要件は、第18条世界人権宣言で保護されている思想、良心、宗教の自由に対する権利を侵害している」とICT会長のMatteo Mecacciは述べた。


(翻訳:嘉村)