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チベット亡命政権ロブサン・センゲ主席大臣来日特別企画「リーダーシップとこれからの社会に必要な人材とは」開催のお知らせ

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ロブサン・センゲ主席大臣が、同じアジアでありながら、日本と全く異なる歴史や文化・経済情勢の中、ご自身も激動の人生を歩みながら、どのような想いや夢を持ってチベットのリーダーを務められているか、そしてこれからの日本の社会に必要な人材とはどのようなものかについて講演致します。

チベット亡命政権ロブサン・センゲ主席大臣来日特別企画 ~リーダーシップとこれからの社会に必要な人材とは~


 

開催概要


日時
平成31年1月27日(日)

18:00~19:30

会場
»  東京都・飯田橋 Think Lab
東京メトロ飯田橋駅B2出口より徒歩2分
JR飯田橋駅西口より徒歩1分
研修費 一般:5,000円(税込) 学生:1,500円(税込)
講師
Dr. ロブサン・センゲ氏(チベット亡命政権主席大臣)
言語 英語で行われますが、日本語通訳が付きます。
ファシリテーター
島田由香氏

(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社取締役人事総務本部長)

詳細・申込
»  詳細・申込サイト
主催 ロブサン・センゲ氏来日講演企画委員会
協力 一般社団法人ヒューマンバリュー総合研究所
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス・ジャパン)
主席大臣 ロブサン・センゲ氏について

ロブサン・センゲ氏(1968年10月3日)は亡命チベット人社会で生まれ育ち、地元ダージリンの中央チベット学校(CST)に通学。その後、デリー大学で英文学と法律を学び卒業。1992年には最年少の TYC(チベット青年会議)執行部委員に選出されている。

1996年、フルブライト奨学生に選ばれ、ハーバード大学で修士過程を修了。その後、2004年にはハーバード・ロー・スクールでチベット人としては初めて法学博士号を取得。博士論文『亡命チベット政権の民主主義と歴史(1959−2004)』は Yong K. Kim 賞を受賞している。2005年、米国教育省から学費を免除され、米国で引き続き研究することを許可された。

センゲ氏は国際法、立憲民主主義(Democratic constitutionalism)、および紛争解決を専門としている。これまでに世界各地で講演を多数行い、中国有数の大学の著名な中国人学者らとも議論をしており、現代中国の政治や法にも精通している。中国、チベット、インドそして西洋の学者らを集めて、これまでに7回の大規模な会議を主催している。2003年と2009年にはハーバード大学でダライ・ラマ法王と中国人学者との会議を実現させている。

2007年、センゲ氏はアジア・ソサイエティが選出した『アジアのヤングリーダー』24人の一人に選ばれ、世界中の最も優れた法律家や裁判官が集うワールド・ジャスティス・フォーラム(オーストリアのウィーンで開催)にも出席した。

2008年には米国上院外交委員会、東アジア・太平洋地域小委員会において、米国国務副長官であったジョン・ネグロポンテ氏と共に専門家として証言を求められている。ダラムサラにも定期的に訪れ、チベット政権の関係者らとも広く交流してきた。ダラムサラ内外で数多くの講演や研究会を行い、インドの亡命チベット人社会や寺院、学校も訪問している。また、チベット食糧プロジェクトのコーディネーターでもあり、チベット教育機関(Sherig Lekhung)の多くの学校を援助している。

2011年8月8日に行われた新主席大臣就任式では、ダライ・ラマ法王も次のように述べられている。

「私が若かったとき、年長のタクダ・リンポチェ(Takdrag Rinpoche)は私にシキョン(政治的指導者の地位)を引き継ぎました。今日、私は若きロブサン・センゲにこれを引き継ごうとしています。私は今、長いあいだ胸に温めてきたゴールに到達しようとしているのです」

2016年5月27日、チベット亡命政権主席大臣に2期目の就任、任期5年。