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ダラムサラ訪問のオーストラリア議員に支援を要請

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(2012年7月19日 CTA

Australian Senators after their meeting with standing committee of the Tibetan Parliament-in-Exile in Dharamsala, India, on 10 July 2012/TPiE Photo

【ダラムサラ】

6月10日から13日、オーストラリア議会代表団の2名がダラムサラのチベット人地区を訪問した。

労働党のリサ・シング上院議員と緑の党のラリッサ・ウォーターズ上院議員は、チベット亡命政府の常設委員会を訪問。ペンパ・ツェリン議長は両議員にチベットの危機的状況を説明し、チベットの正義に対する支援を要請した。チベット議会のウェブサイトによると、議会が主催した夕食会では、両議員のためにチベット舞台芸術団によるパフォーマンスが披露された。

両議員は、チベット中央政府情報外交省のカロン・トリパ氏、ロブサン・サンゲ師、ディキ・チョヤン氏にも面会。また、チベットの文化・宗教・教育施設を訪問するなど、ダラムサラ一帯のチベット難民社会を視察した。
両議員は、中国政府がチベット問題の解決に向けて取り組むよう、自国政府や同盟国に働きかけると発言した。

労働党のリサ・シング上院議員はタスマニア出身。2010年に南アジア系として初めてオーストラリア議員に当選した。チベットのための超党派グループのメンバーでもあり、自身の出身地でダライ・ラマ法王と面会したことがある。2012年3月、チベット支援プロジェクトの一環としてチベット代表団の訪問を受け、近年チベットのための超党派グループに加わった。
緑の党のラリッサ・ウォーターズ上院議員はクイーンズランド出身、2010年当選。ブリスベンで在住チベット人と面会した。


(翻訳:トンドップ)