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ダライ・ラマ カシミールで大歓迎を受ける

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(2003年6月12日 AFP)

(インド・スプリンガー)6月12日、チベットの精神的指導者であるダライ・ラマは、インドのカシミール地方で仏教徒が居住するラダック地域に到着、暖かい歓迎を受けたことを関係者が明らかにした。ダライ・ラマはラダックに3週間の滞在予定。

多くの仏教徒が、インド、カシミール地方の夏の州都であるシュリナガルの南東約434 km(269マイル) にあるラダックの首都レーの空港から続く沿道に集い、ダライ・ラマを歓迎した。大きな影響力を持つラダック仏教徒協会 (LBA) のツェリング サムフェル会長は、AFPの電話インタビューに次のように答えている。
「空港からチョグラムサルまでの9km の道路の両側には、法王猊下を歓迎しようとする人々が集まり、お祭りのような状態であった。」

チョグラムサル村は、小さなチベット難民居住区があり、チベット難民らがダライ・ラマの休憩所を建設した場所でもある。サムフェル会長はまた、法王を歓迎するために、様々な年齢の大勢の僧侶たちが参集したこと、そして各地で歓迎の意を表す横断幕が道路に掲げられたことも明らかにした。

ダライ・ラマは、5日間休息を取った後、多くのイスラム教徒が居住するカルギル地域を含むラダック地域を訪問する予定である。今月(6月)後半に、いくつかの集会で説法を行う予定である。ダライ・ラマの訪問を受け、警備が強化され、出国する7月3日まで、警察が警備に当たることになっている。