ニュース

ニュース

最新ニュース

これから開催するイベント

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表のアリヤ・ツェワン・ギャルポ博士、10日間の韓国ツアーを終える

Print Friendly, PDF & Email

2023 11 14

(左から)シニア副会長のム・グァン師、議長のジュ・ギョン師、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ代表、ゲシェ・ナムカ師

ソウル:ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(兼東アジア連絡事務所)代表であるアリヤ・ツェワン・ギャルポ博士が、10日間(11月1日から10日)の日程で韓国を訪問した。この訪問は、新型コロナウイルスによる長期にわたる渡航制限後もチベット問題へ継続的な支援を続けている韓国国民と僧侶たちに感謝し、友好の絆を今後もさらに強め、東アジアのチベット人コミュニティに活力を与えるためであった。

旅行の最初の行程で、アリヤ代表は議長のジュ・ギョン師、事務局長のソル・ド師、そして、他の韓国仏教曹渓(そうけい)宗中央評議会関係者らとソウルの曹渓宗本部で面会した。アリヤ代表は、昨年6月に中国共産党が一部の韓国国会議員を利用してメディアに対するプロパガンダを執拗に繰り返した際、曹渓宗が中国によるチベットに対する人権と宗教の自由の侵害を非難する声明を出し、支援したことに感謝した。

また、最高幹部のジャ・スン師、亀龍寺のチョン・ウ・ホイジュ師、ド・シム師、ソン・ファ師、そして本部のヒョ・ヌ師からなる曹渓宗の幹部代表団も、アリヤ代表と面会し、チベットの人権と宗教の権利の悪化状況に関して、同じ認識であることを確認した。代表団はチベット人との連帯を表明し、ダライ・ラマ法王への信仰と敬意を示し、法王の健康長寿と近い将来、法王の韓国訪問が叶うことを願い、祈った。

アリヤ代表は、ゲシェ・ナムカ師によって主催されているソウルのラブサム・シェドルプリング、ソウルのチベット仏教文化センター、インチョンのジャムツェリン、プサンのカンソン・サー、ウルサンの韓国チベット文化研究所、そしてデグのフェンデリンなど、チベット僧侶が教育センターを設立したいくつかの場所を訪問した。アリヤ代表は修道院長、スタッフ、信者たちと面会し、チベット問題に関する最新情報を伝えた。

カンヌム修道院長のジヒョン師、ホンボプサ修道院長のシム・サン師、そしてジェジェ寺のビクスニ・ヌンヘン師はアリヤ代表と面会し、チベットの宗教的および社会生活のさまざまな側面と、チベット全土の平和と寄り添う心を促進するためにどのように協力していくのが最善の方法かについて話し合った。

韓国国会議員チ・ソンホ氏は、国会事務所にアリヤ代表とゲシェ・ナムカ師を迎え、チベット問題、北朝鮮問題、そして全体主義政権の台頭によって世界が直面している脅威について話し合った。

アリヤ博士は、知識人、元外交官、官僚で構成された、モンゴルと満州の主張を支援するグループに迎えられた。そのグループは、チベット人との連帯を表明し、7世紀にスロンツァン・ガンポ軍が韓国領土に進軍し、交戦中の中国侵略者を撃退する手助けしたという歴史的事実について語った。そして、モンゴルの元王朝時代、チベットのラマ僧がどのようにモンゴルの領主たちに住民を拷問しないよう説得したかなどを語った。彼らはアリヤ代表との会談を記念して詩を贈呈した。

アリヤ代表は東国大学を訪れ、ドングァン理事長とユン・ジェウンデ学長と面会し、約10人のチベット人学生の教育に感謝し、若いチベット人への教育の機会への継続的な協力を要請した。

アリヤ代表は、この地域のいくつかのメディア、特にヤユプレス、シサジャーナル、仏教放送システム(BBS)のテレビとラジオ、大紀元時報などのインタビューに応じた。

ラブサム・シェドルプリングの ゲシェ・ナムカ師、ゲシェ・サンポ師、ゲシェ・プンツォク師、テンジン・チョドン氏、そしてロブサン氏が、10 日間のツアー中の会議、移動、通訳の調整に協力した。

-ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(兼東アジア連絡事務所)からの報告

プサンのカンヌム寺院のジヒョン師とともに
プサンの紅法寺のシム・サン師とともに
在韓チベット人コミュニティとアリヤ代表
ソウルにあるゲシェ・ナムカ師のラブサム・シェドルプリング・センター
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ代表(右)と韓国国会議員チ・ソンホ氏(左)

オリジナル記事


                          (翻訳:samsara)