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アリヤ代表、日本チベット国会議員連盟事務局長を訪問

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2022年7月28日
スタッフ・リポーター

衆議院議員、石川昭政氏とアリヤ代表

東京: ダライ・ラマ法王日本・東アジア代表部事務所のアリヤ・ツェワン・ギャルポ代表は、本日、衆議院議員会館を訪問し、日本チベット国会議員連盟(AJPSGT)の事務局長、石川昭政氏と会見した。

7月24日(日)にインドから帰国したアリヤ代表は、安倍晋三元首相の痛ましい銃撃事件に衝撃と落胆を表明した。「故・安倍氏はチベット問題の解決のため、常に親身になって私たちを支持し、優れた指針を示してくれました」とアリヤ代表は語った。

すでに、ダライ・ラマ法王、中央チベット政権(CTA)のペンパ・ツェリン主席大臣、チベット亡命議会のケンポ・ソナム・テンフェル議長、そして情報・国際関係局(DIIR)のノルジン・ドルマ大臣からの弔書が、代表部事務所を通じて届けられているが、アリヤ代表は、自ら日本チベット国会議員連盟事務局へ赴き、チベット内外のチベット人が阿部氏の遺族および政党メンバーと悲しみを共にしていることを伝えた。

中央チベット政権(CTA)は、7月11日に、故・安倍氏の追悼祈祷会を公式に執り行った。また、在日チベット人コミュニティ(TCJ)も、7月18日に新宿区の事務所で追悼祈祷会を行った。

石川昭政氏は、この深刻な局面における、チベットの人々の厚意と連帯に感謝し、安倍氏はダライ・ラマ法王を心から敬っており、チベット問題解決のために力を尽くしたと述べた。そして、安倍氏の逝去は、全ての人々にとって大きな損失であるが、日本の国会議員連名は安倍氏の遺志を受け継ぎ、その方針に沿って、チベット問題解決に向けての活動を継続してゆくつもりであると語った。

アリヤ代表はまた、6月22日~23日にワシントンD.C.で開催された、「第8回世界チベット議員会議」における活動と、チベット問題解決に向けての決議が採択されたことを石川氏に報告した。

日本チベット国会議員連盟会長の下村博文氏は、この会議に書簡とビデオメッセージを送っており、会議出席者に好評であった。

アリヤ代表は、石川氏に、会議報告書の日本語訳、会議資料、記念品を手渡した。代表部事務所のツェラ氏が、アリヤ代表に同行した。

――ダライ・ラマ法王日本・東アジア代表部事務所による報告

オリジナル記事

第8回世界チベット議員会議(WPCT)の資料と記念品を手渡すアリヤ代表

(翻訳:麻雪)