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アメリカの活動家、中国製品をボイコット

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(2002年12月03日 CNA(台北タイムズ))

12月7日から、いくつかのアメリカ人団体が、中国製品のボイコットを開始する。
「買い物客の小さな一歩は、自由と人権への大きな飛躍がテーマである」と主催者側は語る。
チャイナ・サポート・ネットワークの代表、ジョン・クスミ氏によれば、亡命中の反体制派中国人の団体「チャイナ・サポート・ネットワーク」と、「チベット自由運動(Tibetan Freedom Cause)」は、「これまでで最大のボイコットを行う機会を何年も伺っていた」という。

この消費者ボイコットは、「自由のためのボイコットであり、同時に中国製品に対するボイコットである。我々は中国を解放し、チベットを解放したい」とクスミ氏は語る。
彼は、今回のキャンペーンのために「良心の宣言」を発表した。それには、次の内容が含まれている。
「共産主義による圧制からの自由。それは、このボイコットを推進するために活動しているすべての人びとの目的を一つに結ぶ糸である。反体制派中国人は、中国の自由のためにこのボイコットを支持する。チベット人は、チベットの自由のためにこのボイコットを支持する。チャイナ・サポート・ネットワークは、あらゆる人びと−中国人、台湾人、チベット人−のための自由を支持する」
「共産主義による圧制からの自由は、現在強制労働キャンプで苦しんでいる人びとや中国当局により拷問を受けている人びと、チベットで故郷を追われている人びと、強制堕胎のトラウマと闘う人びとに大変重要な意味を持つだろう」
「中国がより安価な製品を作るために強制労働を利用していることは、汚い経済方策だ。それは、アメリカの勤労者たちに(中国の)強制労働との競争を強いるものであり、アメリカの奴隷解放宣言の経済精神を冒涜している。それがわかれば、アメリカ人は中国との自由貿易に憤りを感じるに違いない。アメリカの勤労者たちと公正貿易推進団体が、我々が世界規模で広げている活動に、参加してくれることを期待する」