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T.G.アリヤ代表、日本チベット国会議員連盟事務局長と会談

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2024年3月5日

日本チベット国会議員連盟事務局長と会見するT.G.アリヤ代表

東京:ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表アリヤ・ツェワン・ギャルポ博士は本日、デジタル副大臣兼内閣府副大臣で、日本チベット国会議員連盟事務局長を務める石川昭政氏と、東京都内の衆議院議員会館内の石川氏の事務室で会見した。

アリヤ代表は石川議員に、今年2月23日から25日の3日間に渡ってブリュッセルで行われた国際チベット支援団体(ITSG)会議の成果について報告した。そして、ITSGによる声明と7つのアクションプランについて簡単に説明し、これらのプランを実現するために国会議員の支援を要請した。

アリヤ代表は石川議員に、中国共産党によるダライ・ラマ選定の権利主張や、中国の植民地的寄宿制学校に入れられたチベット人の幼い子どもたちが置かれている危機的状況などについて説明し、チベットの宗教事項に対する中国の介入が続いていることを訴えた。そして、中国による宗教事項への介入と植民地的寄宿制学校に関する報告をまとめた冊子を手渡した。

アリヤ博士はさらに、最近チベット東部のカム・デルゲ地域(四川省カンゼ・チベット自治州デルゲ県)で、中国によるダム建設に伴う住民の強制移住と複数の僧院破壊に反対して起こった平和的抗議行動に際して、多くのチベット人が逮捕されたことについても石川議員に伝えた。

石川議員は、カム・デルゲ地域(四川省カンゼ・チベット自治州デルゲ県)で行われているチベット人の平和的抗議行動と中国の暴挙については認識していると述べ、チベット内のチベット人との連帯を表明した。また、国際チベット支援団体会議の成果の報告についてアリヤ代表に感謝を述べ、これらのプラン実行に当たって全面的に協力することを約束した。

アリヤ代表と石川議員はさらに、ダライ・ラマ法王の誕生日、亡命チベット人の教育と復興についても話し合った。

チベットハウス・ジャパンによる報告

日本チベット国会議員連盟事務局長と会見するT.G.アリヤ代表     

オリジナル記事


 (翻訳:麻雪)