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日本チベット議員連盟が役員会を開催しチベット問題について議論

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2021年2月4日
日本、東京

超党派の日本チベット国会議員連盟は、チベット問題について議論するため、議員会館において役員会を開催し、日本を含む東アジア地域を管轄するダライ・ラマ法王日本代表部事務所の新しい代表として、アリヤ・ツェワン・ギャルポ博士を紹介した。

会議には、超党派による18名の国会議員らが出席した。

日本チベット国会議員連盟の長尾敬事務局長が、アリヤ新代表を役員らに紹介し、新代表は暖かく歓迎された。冒頭の挨拶において長尾事務局長は、国会議員による支援団体として世界の中でも最大規模となる日本チベット国会議員連盟は、チベット問題に対する取組みを再活性化させるべきであると述べた。また、長尾事務局長は、国会議員に対して日本チベット国会議員連盟への参加を求めた。

さらに、日本チベット国会議員連盟の下村博文会長は、チベット人の公平な権利や、自由を獲得するための非暴力的な運動に対してより強固な支援の必要性について訴えた。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表のアリヤ・ツェワン・ギャルポ博士は、チベットの最近の動向や特に、2020年チベット政策支援法が、昨年、米国議会において可決され、トランプ前大統領により署名された状況を説明した。また、アリヤ代表は、日本の国会議員らによる無条件のチベットに対する支援に加え、正義、自由そして民主主義のためのチベット運動に対する長期にわたる日本の支援が、米国における2020年チベット政策支援法の成立に大きく貢献したことに感謝した。

日本の有力な政策提言研究機関である公益財団法人国家基本問題研究所理事長の櫻井よしこ氏も本会に出席した。櫻井氏は、2020年チベット政策支援法や中国政府からの圧力にも関わらずダライ・ラマ法王そして民主的に選出された中央チベット政権指導部を支援するために立ちあがった米国を評価した。さらに櫻井氏は、日本の国会に対してチベット問題に対してより大胆かつ積極的なアプローチをとるように訴えた。


(翻訳:仁恕)