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日本のチベット支援団体が年次総会を開催

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2024年2月19日

アリヤ・ツェワン・ギャルポ代表が日本のチベットサポートグループのメンバーに挨拶

東京:日本のチベット支援団体は、2024年2月18日に年次総会を開催した。セーブ・チベット・ネットワーク、チベットハウス・ジャパン、在日チベット人コミュニティ(TCJ)が主催した。

セーブ・チベット・ネットワーク会長の牧野聖修氏が歓迎のあいさつに立ち、チベット問題に長年関わってきたこと、また、自由と民主主義を求めるチベット人の闘いがいかに世界の平和と調和につながっているかを語り、参加者たちに、ダライ・ラマ法王の平和と非暴力、対話による紛争解決というメッセージを改めて思い起こさせた。

日本チベット国会議員連盟事務局長の石川昭政議員は、チベット問題の解決への支持を表明し、議員連盟の活動内容を伝えた。また、昨年の情報・国際関係省のノルジン・ドルマ大臣の訪問について触れ、日本の国会議員と中央チベット政権との関係がさらに強化されたことを語った。

情報・国際関係省のカルマ・チョイン事務局長はダラムサラから挨拶し、メンバーの真摯な支援に感謝した。長官は、中国がいかに攻撃的にチベットの宗教、文化、アイデンティティを破壊しているかについて語った。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ・ツェワン・ギャルポ博士は、同事務所の活動について報告し、チベットの現状について簡単に説明した。また、ブリュッセルで開催予定の国際チベット支援グループ会議についても伝えた。2024年に向けての行動計画や日本におけるチベット村の構想についても話し、支援を要請した。

支援団体の代表者らは自己紹介を行い、その年に行った活動について述べた。今回、9つの主要な支援団体とそのメンバーが参加し、チベット関連の問題について話し合った。

最後に牧野聖修氏は参加者に感謝の意を表し、不当な独裁中国共産党政権下で苦しむ人々のために自由と正義を支援し続けるよう要請した。

-―ダライ・ラマ法王日本代表部事務所による報告

挨拶する日本チベット国会議員連盟事務局長の石川昭政氏
チベットサポートグループ会議でスピーチする牧野聖修氏
挨拶するカルマ・チョイン情報・国際関係省事務局長
日本チベットサポートグループ会議のスクリーンショット
会議に参加するアリヤ・ツェワン・ギャルポ博士、北澤杏里氏、名和玲子氏。ダライ・ラマ法王日本代表部事務所にて
日本チベットサポートグループ会議のスクリーンショット

オリジナル記事


 (翻訳:稲田かおり)