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在日チベット人、東京で日本の支援者らとロサルを祝福

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2024年2月13日

タシデレレストランで挨拶するアリヤ・ツェワン・ギャルポ代表

東京:在日チベット人たちは、東京で日本の支援者や友人たちとチベットの新年「ロサル」を祝った。在日チベット人コミュニティとチベットレストラン&カフェ タシデレは、ロサルの最初の2日間、様々なイベントを開催した。タシデレレストランでは初日にトークイベントが行われ、新年にちなんだチベット料理が出された。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ・ツェワン・ギャルポ代表と早稲田大学の石濱裕美子教授は、チベットのロサルとその祝い方について話し、石濱教授はチベットの昔の写真を用いてパワーポイントでプレゼンテーションを行った。食事ではデシと呼ばれる甘い米料理と、チベットのビールを含むタシデレレストランの特別料理に皆が舌鼓を打った。

また夕方には、星泉教授とイラストレーターの蔵西さんがチベットの民話をテーマに対談し、チベット語「黄金のしかばねの話」の日本語訳、「しかばねの物語」について語った。

2日目には、新宿の常圓寺に多くのチベット人と日本人が集まり、ロサルを祝った。アリヤ・ツェワン・ギャルポ代表は挨拶の中で、チベットのロサルの幸福を祈るとともに、日本人がチベット文化に関心を持ち、チベットの伝統衣装であるチュバを着てチベットの伝統行事に参加してくれたことに感謝の意を表した。アリヤ代表は、チベットの伝統行事であるロサルについて書かれている本を紹介し、チベット人に、子供たちにこの本を読み聞かせ、ロサルのお祭りついて説明するよう勧めた。

ダラムサラにあるチベット舞台芸術研究所(TIPA)の元メンバー、テンジン・クンサン氏とテンジン・ゲニェン氏によるチベットの歌と踊りを皆が楽しみ、ゴルシェとよばれる輪になって踊るダンスを、子供たちを含む参加者全員が一緒に踊った。

日本人の参加者もチベットの文化や歌の豊かさを称賛した。「コロナウイルスの大流行で長い時間会えなかったチベットの友人たちと、一緒にロサルを祝うことができてとてもうれしいです」と、古くからの日本人サポーターの一人は語った。

-ダライ・ラマ法王日本代表部事務所報告

常圓寺で挨拶するアリヤ・ツェワン・ギャルポ代表とテンジン・シェラブ在日チベット人コミュニティ会長
常圓寺でのチベット・ロサルの集い
タシデレレストランでのロサルの集い
ロサルの集いで紹介されたチベットのロサルに関する本

 

オリジナル記事


                                                                   (翻訳:稲田かおり)