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中国、台湾・チベット独立国表記地図の一掃をめざす

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2001年8月11日
北京(AFP)

中国は、国内で作成された地図で台湾とチベットを共産主義国家の一部と表記していないものを取り締まる予定であると、政府系新聞が報道した。

この運動が、誤った地図から生じた中国の政策に関する誤解を一掃するのに役立つだろうと、中国日報は、国家測量製図局総局長チェヌ・パン・ジュの言葉を引いて報じた。

同紙によると、数名の外国人たちが、中国で出版された誤地図を持って中国外交部にやって来て、「中国の地図からは除外されているのに、なぜあの台湾島が中国領だと主張するのか」と尋ねたことがあったと、チェヌ局長は語った。

国家測量製図局は欠陥地図一掃チームの編成に協力し、誤った情報発表を摘発された者を処罰することになるだろうと、同紙は報じた。

国家測量製図局では、中国地図は、台湾とチベットを中国政府支配地域に含めたものでなければならないと、外国人に納得させようと常に努めている。「われわれは常に、台湾とチベットを独立国としている地図は撤回するようにと、外国の関係者に対して要請している。」とチェヌ局長は語った。

台湾は、1949年の内乱末期に中国本土から分離した。中国政府は今でも台湾を、必要なら武力に訴えてでも本土復帰させなければならない反逆地域とみなしている。中国はまた、チベットに対しては、1951年に公式支配を確立した。