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中国、チベットに至る第二の鉄道建設を計画

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2001年11月13日
ラジオ・オーストラリア

中国はチベットに至る第二の鉄道建設を計画中である。論議の的となっている第一次鉄道敷設工事が始まってわずか数ヶ月という時期のことである。

チベットの首都ラサと中国南西部雲南省の省都昆明を結ぶ鉄道の建設工事が、2007年に予定される第一次鉄道工事完成後に開始されることになる。

鉄道部の副部長 孫永福が、計画は進んでいるが、中国政府の最終認可はまだであると語った。

6月に、ラサから中国北西部青海省のゴルムドまでの鉄道建設工事が始まったばかりである。

新聞によれば、ラサー昆明間の鉄道は約1,600キロメートルに及び、完成まで10年を要するということである。

チベット人の権利擁護運動家たちは、この計画を非難している。

人権擁護団体は、鉄道が敷設され、続いて予想されることとして、漢民族中国人がどっと流入すれば、チベット人は自国にいながら二流市民とされてしまうだろうと主張している。