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中国 ロブサンセンゲ主席大臣出演番組が放送中止となる

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(2011年12月1日)

ロンドン: 昨日BBCテレビによるロブサン・センゲ主席大臣のインタビュー中、北京市内のテレビ画面が真っ暗になった。これは北京以外の地域でも発生したと思われる。主席大臣がBBC司会者ミシェル・フセインと対談した番組「インパクト・アジア」の生放送中の出来事であった。当番組はゴールデンタイムである北京時間午後9時30分から放送された。

北京市内の視聴者によると、放送中止となった主席大臣出演場面直前の番組内容紹介の中で主席大臣の姿を一瞬みたとの事。

主席大臣はインタビューの中で、ダライ・ラマ法王からの政治権限の継承、チベットの焼身自殺問題、経済成長している中国によっておかれているチベット問題改善の見こみについての質問に答えた。

北京市内視聴者はこれらの質問に対する主席大臣の回答を中国検閲局によって聞くことができなかった。

「この行動は中国政府がチベット問題の真実に対して抱く恐れの現れである。中国政府が人民にいかなる手段を使っても隠そうとしている事、それが真実である」とコメントした。


(翻訳:Hiromi Fujita)