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ロブサン・センゲ主席大臣、本願寺と京都国際マンガミュージアムを訪問

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2017年2月17日
東京

チベットの政治的指導者ロブサン・センゲ主席大臣が昨日、日本の古都京都にある本願寺を訪問した。本願寺は、ダライ・ラマ13世の時代からチベットと仏教・文化的なつながりを持つ寺院だ。19世紀初頭、交換プログラムの一環として、チベットからツェワ・トゥトゥルが日本を訪れた。日本からは仏教学者多田等観がチベットを訪れ、10年以上セラ僧院でディベートを通じて仏教を学んだ。

本願寺では、石上智康浄土真宗本願寺派総長が主席大臣を出迎えた。

石上総長は、チベット人が自治を取り戻すことを期待すると語った。また、仏教文化の保存の重要性を強調した。

さらに、石上総長は、チベット人の若者に健全な教育を提供することが重要だと語った。チベットの文化・言語・仏教を保存すべく邁進してきた過去の世代の人々の業績を引き継ぐことになるのは若者だからだ。石上総長は、ハーバード大学で学んだ首席大臣を讃え、首席大臣のような教育を受けた人を増やすことがこの上なく重要だと語った。

首席大臣は、チベットと長きにわたる関係を持つ本願寺を訪ねることができたのは光栄だと述べた。また、本願寺がダライ・ラマ法王に敬意を表していることには大きな意味があると語った。

「本願寺のチベット人に対する支援の表明は、チベット支援をする世界中の仏教国に対する非常によきメッセージとなります。」
主席大臣はこう語った。

主席大臣は、チベット人が健全な教育を受け、日本語を学び、チベット問題解決のために努めることが非常に重要だと語った。

ダライ・ラマ法王は、本願寺を3度訪れている。

 

 

 

 

 

 


(翻訳:亀田浩史)