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ダラムサラにあるチベット医学･暦法研究所（The Tibetan Medical and Astro Institute）発行の2022年版チベット暦カレンダーです。

今年もメン・ツィ・カン（チベット医学暦法研究所）発行のカレンダーを頒布いたします。

西暦2023年は、チベット暦で2150年、水と兎の年（Water-Rabbit Year）になります。

このタンカの中心には、観音菩薩、文殊菩薩、金剛手菩薩の化身とされるチベットの護教王、ソンツェン・ガンポ、ティソン・デツェン、ティ・レルパチェンが描かれています。

チベットの三祖法王の時代には、チベットの文字が発明され、仏法がこの地にしっかりと根付き、人々は大きな繁栄を享受しました。チベットは政治、財政、文化、軍事において強大な国家となり、隣国の尊敬と敬意を集めるようになりました。

ソンツェン・ガンポの王冠の上には、右から左へ3人の守護神が描かれています。文殊菩薩、観音菩薩、金剛手菩薩は、三世諸仏の知恵と慈悲と力を具現化したものです。文殊菩薩の右下にはパドマ・サンバヴァが描かれています。パドマ・サンバヴァは、「インドのマハーパンディタのチベットへの恩恵は実に偉大だ」という有名なセリフがあるように、チベットの仏法と人々の幸福のために多大な貢献をされました。

金剛手菩薩の左下には、チベットの守護神である観音菩薩の化身で、その優しさは他のどの仏様にも勝るダライ・ラマ14世法王が描かれています。三祖法王の絵の下には、赤と黒の守護神であるパルデン・ラモとネチュン・ドルジェ・ダクテンが鎮座し、友人としてダライラマ法王の血統を守っています。

チベットの仏法と人民、そして政治の福祉のために特に働いてきたすべての人々への深い感謝の念を込めて、メン・ツィ・カン天文部は、今年のカレンダーにこのタンカを掲載します。

注
この暦にཡ（ヤ）、ཞ（ハ）、ལ（ラ）、ཉ（ニャ）と書かれた日があります。これらの日には大事な行事を行なうことは好ましくないとされています。チベット人は、良いことを行なう際、できるだけこれらの日を避けます。

ས(サ)はソージョンの日で、僧侶たちの懺悔の日を表し、毎月15日、寺院に僧侶たちは集まります。

• カレンダー1部　￥1,000
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