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フランスの映画祭でチベット映画が観客賞を受賞

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(2010年4月12日)

(パリ、テナム記者)リツ・サリンとテンジン・スーナムによるドキュメンタリー映画「ザ・サン・ビハインド・ザ・クラウズ(雲の向こうの太陽——チベット独立のための戦い)」が、昨日、パリ南郊クレテイユで開催中の第32回女性映画祭において、 「プリ・ド・ピュブリック(観客賞)」を受賞した。

ちなみに、この映画は、これまでにも、人権擁護への貢献により3月にヴァツラフ・ハヴェル賞を受賞しており、カリフォルニアで開催された、第21回パーム・スプリングス国際映画祭では「観客の最も好きなドキュメンタリー」に選ばれている。

映画では、2008年の騒乱におけるチベット本土での出来事、および世界中のチベット人活動家とサポーターが起こした活動をドキュメントしている。サリンとスーナムのデュオの製作したもう一本の映画、「ドリーミング・ラサ」は、2008年、同じフランスの映画祭のオープニング・ナイトに上映され、「長編映画」部門のコンペティションに出品されていた。

クレテイユの国際女性映画祭は、1979年にスタートし、世界中の女性監督の手による、「社会に対する女性の視線」に焦点を当てた作品を集めて審査している。


(翻訳:吉田明子)