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ドイツ トゥルク・テンジン・デレクのための平和行進「希望の壁」 中間地点に届く

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(2004年11月12日 インターナショナル・キャンペーン・フォア・チベット(ICT)

トゥルク・テンジン・デレクのための署名活動&平和行進「希望の壁」が、ドイツの五つの都市に到達し、何千人ものサポーターらが集結した。このツアーは、インターナショナル・キャンペーン・フォア・チベット(ICT)のドイツ支部(以下、ICTドイツ支部)によって行われたもので、11月3日ベルリンを出発し、マインスター、ボン、ハイデルベルグと続けて回った。「希望の壁」は、都市から都市へ回り、トゥルク・テンジン・デレクを支援するメッセージに署名し、その署名したメッセージの用紙を「希望の壁」に貼り付ける(写真)。メッセージは以下の内容である。

「テンジン・デレク・リンポチェ(トゥルク・テンジン・デレクの尊称)、私たちはあなたのために闘います。投獄され、死刑判決を受けていても、私たちはあなたのことを忘れてはいません。私は、あなたの自由と、そして全てのチベット人の自由を支持応援します」

「希望の壁」でドイツの四つの都市だけでも2000以上の署名が集った。これらはドイツのフィッシャー外相宛てのポストカードとして集められる。トゥルク・テンジン・デレクの弟子ゲシェー・ロプサン・テンパも行進に加わった。彼が直接、最終地点のベルリンでフィッシャー外相にこれらの署名付きのポストカードを手渡す予定である。ICTドイツ支部は、最近、ベルリン、イエナ、ニュルンベルグ、ボン、シュットッツガルトで、トゥルク・テンジン・デレク釈放に向けた広報活動を行い、署名を集めるに様々なイベントを展開している。

地方の新聞やテレビも「希望の壁」を取材してきた。ゲシェー・ロプサン・テンパ、デチュン・ペンマ(ICTドイツ支部のコーディネーター)も「ラジオ・フリーアジア」のインタビューを受け、二人はチベットから匿名で電話で証言する人たちと直接に話もした。(「ラジオ・フリーアジア」ではフリーダイヤルで電話出演ができ、匿名で電話証言するチベット人が大変多い)

マイスターで「希望の壁」は、オステルマン司教の訪問を受けた。司教は次のようにコメントした。
「独裁的な国における一方的な拘留に対して、私は強い警告のシグナルを送りたいと思います」

「平和の壁」はさらに四つの都市を回る予定。11月21日、ベルリンが最終地点となる。

トゥルク・テンジン・デレクのための
署名活動&平和行進「希望の壁」