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チベット婦人協会、 朱鎔基首相の訪印に対し、平和的に抗議

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2002年1月13日
ニューデリー

チベット婦人協会のメンバーは、1月13日に到着した中国の朱鎔基首相のインド訪問に対して、平和的に抗議する予定である。

「チベット問題は、朱首相のインド訪問の間、話し合わなければならない議題である」と、ヒマチャル・プラデシュ州のダラムサラに本拠のあるチベット婦人協会のドルカ・ラマ・キルティ会長は述べた。

「私たちは、中国共産党がダライ・ラマ法王と平和的な交渉を持つため、インド政府に対してその影響力を行使するよう強く求めている」とキルティ会長。 「チベットにとって、時間はもう切れかかっている。チベットの文化、言語、宗教は完全に中国人に全滅されかけている。インド政府は、この機会をうまく利用すべきであり、今、行動に移すべきである」とキルティ会長は表明した。

「中国共産党は、多数の軍隊と核兵器と共に、西にその勢力を拡大している」とキルティ会長。 今日、少なくとも、中国の軍隊は30万を数え、中国の核ミサイルの4分の1がチベットにある。2001年7月、中国は、ゴルムド−ラサ間の鉄道建設に着手し、これは中国軍によってチベットのさらなる軍備拡張化を促すものとなる。 「これは、インドやどの南アジアの国のためにもならない。(それどころか緊張を生み)国境周辺国の軍備増加という結果をもたらすことになるだろう」とキルティ会長はさらに続けた。

「中国に占領されたチベットはインド政府のためにもならない。チベット人が祖国を統治する自由を持った時始めて、チベットは平和的に武装解除されたゾーンとなる。非軍備のチベットは、周辺国の安全のためにも良いことになろう」とキルティ会長は述べた。