(2003年5月30日)
5月25日に中国政府より招聘されたチベット亡命政権特別大使ロディ・ギャリ一行が中国入りした。
一行は6月上旬まで中国に滞在し、相次いで政府関係者と両者の関係について協議することとしている。
今回の訪中は、2002年9月に再開された交渉が継続しているものであり、今回の交渉継続を率直に評価したいと考えている。
中国との交渉内容はいまだに明らかにされていないが、中国・亡命政府両者が今後も対話を継続し、相互理解が醸成されることを熱望するものである。
我々チベット問題を考える議員連盟は、今後もチベット亡命政権およびダライ・ラマ14世が唱えている非暴力の対話路線を支持し活動してゆく。
2003年5月30日
チベット問題を考える議員連盟
代表 牧野 聖修