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チベット医学・暦法研究所、インドの癌学会と協力

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2002年5月1日 ダラムサラ(トリビューン・ニュース・サービス)

癌の処置における代替医学(鍼灸のような西洋医学に入らないもの)を統合した最新の傾向により、「インド癌発見センター」は、癌治療にチベット独特の医術を取り入れた3ヶ月の特別期間を設けることになった。今日開かれた記者会見で、「インド癌発見センター」のスーラジ・ヴァルマ博士は、チベット医学は癌治療に効果を出しており、ホリスティック医学アプローチの立場から、チベット医学を取りいれることが決定したことを発表した。

ヴァルマ博士は6月25日まで、この特別期間に滞在する予定で、新しい患者のために別棟の診察室を設けた。「インド癌発見センターとチベット・メディカル・センター(チベット医学・暦法研究所)は、癌を予防し制御するために一緒に研究することになる。インドだけでも700万人の癌患者がいる」とヴァルマ博士は言う。
「チベット・メディカル・センターは、新しく発見された癌患者に対し、7日間の治療を施すことを承諾された。定期診断について言えば、もっと人々の中の自覚をつくりあげていく必要性がある。そうすることで、早期発見が可能になる。いかなる腫瘍も癌になりうるということは誤った神話となった。規則正しい生活が癌を予防するのに大いに役立つ」と博士は付け加えた。