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チベット人の少年3人が甘孜(カンゼ)で逮捕される

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(2011年8月5日)

2011年7月10日現地時間午後4時頃、甘孜(カンゼ)の市場で、ロブサン・プンツォク、サムペル、ロブサン・ルントゥプという3人の少年が逮捕された。3人は、「チベットに自由を!」、「ダライ・ラマ法王に長寿を!」、「ダライ・ラマ法王のチベットへの帰還を!」、「すべてのチベット人が早く1つになれるように!」というスローガンを叫び、チラシを配っていた。その後、甘孜郡公安局の警察が現場に急行し、3人は激しく殴られ、逮捕された。

3人の少年はいずれも甘孜郡の出身であり、ロブサン・プンツォクはダルギェ・リンゴ村、サムペルはロナ村、ロブサン・ルントゥプはノルジン村の生まれだ。ロブサン・プンツォクが17歳であることもわかっている。3人は同世代と見られ、ダルギェ・リンゴ村の有名な学校の生徒と推測される。

現在のところ、3人の少年のその後の状況についてはまったく情報がない。

TCHRDは、甘孜当局の少年への対応を懸念している。特に、逮捕後に暴力行為がないかを心配している。


(翻訳:亀田浩史)