2002年1月16日
(チベット・ネット)
中国の朱鎔基首相のインド訪問は、チベット難民による抗議デモで迎えられた。インドの警戒態勢が去年の李鵬訪印の時より幾分厳しくなったこともあり、チベット人の逮捕者が多数出た。
マジュヌカティラ、デリーでの中国の朱鎔基首相のインド訪問に抗議したデモ行進で、チベット婦人協会からの参加者のうち約200名がインド警察によって取り押さえられた。
インド・チベット友好協会によると、カマラ・マーケット警察署で70名、27パハール・ガンジ警察署及びR・K・プーラム警察署で合わせて27名、国会通り警察署で22名に及ぶ学生が逮捕された。学生らは皆、朱鎔基首相のインド訪問に対して平和的に抗議していただけであった。
ムンバイでは、数百人のチベット人が警察によって取り押さえられた。彼らは、プリンス・オブ・ウェールズ博物館及びジャハンギール美術館近くで午前10時の朱首相の訪問に合わせて平和的に抗議していた。その傍らではさらに200名ほどのチベット人が通りに並んで、中国訪印代表団がムンバイを離れるまで、24時間ハンガーストライキを続けている。
写真:TibetNetより