2001年5月17日
ＷＴＮニュース

チベットとデンマーク領グリーンランドの非公式サッカー試合が政治的な問題の火種を抱えることになってしまった。

今日（５月１７日）の試合の結果で、６月３０日のコペンハーゲン・ヴァンローゼ・スタジアムで予定されている試合の選手権が下りる見通しだ。

この試合の主催者でチベット人のサッカーのために尽力しているマイケル・ナイブランツ は、決定を大いに歓迎し、「私達は関わりたくないこと（中国からの抗議）に巻き込まれてしまった。これからは実務的な手続きを進めることが出来て良かったと思う」と語った。
中国は自国の一部と主張しているチベットと、グリーンランドの試合に対して、怒りをにし、激しく抗議していたが、無駄に終わったようだ。
デンマーク・サッカー協会は決定に対し、グリーンランドがサッカー連盟に加盟してないため、コメントを控えている。

チベット・ナショナル・チームとセップ・ピオンテック監督率いるグリーンランド・チームとの試合は実現しそうである。チベット・ナショナル・チームはインド、ネパール、ヨーロッパに亡命中のチベット人の２６人の選手によって構成されている。