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ダラムサラのチベット亡命政権、チベット地震の被災者のために特別の祈祷を捧げる

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(2010年4月14日)

(ダラムサラ)本日午後、中央チベット政権は、今週水曜日朝にチベット東北地方を襲ったユシュル・玉樹(ケグドゥ)を震源とする大地震で亡くなった数百人の人々を追悼するとともに、数千人の負傷者の一日も早い回復を祈る特別の祈祷式を執り行った。

特別祈祷会には、司法委員長、司法委員、亡命チベット議会議員、カロン・トリパを長とするカシャック(内閣)のメンバーといった亡命政権の高官および、全ての官公庁のスタッフが参加し、1時間の祈祷を捧げた。

ダライ・ラマ法王は、その追悼メッセージの中で、祈祷会は、今、ダラムサラのツクラカン寺院で行われている、と述べた。

中国当局筋に対するメディアの取材によると、地震による死者は400人、負傷者は10,000人にのぼっており、瓦礫の下に生き埋めになっている人の数は未だ確定できない模様。

中国地震ネットワークセンターによれば、地震のマグネチュードは7.1で、玉樹(ケグドゥ)の家屋の85パーセントが倒壊した。

青海省のウェブサイトによれば、同地方の人口は89,300人(2005年現在)。その殆どが酪農、牧畜に従事している。


(翻訳:吉田明子)