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ダライ・ラマを国賓として歓迎する ー アルナーチャル・プラデーシュ州知事の弁

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(2009年10月28日 ザ・タイムズ・オブ・インディア)

(ニューデリー) ダライ・ラマのインド、アルナーチャル・プラデーシュ州への公式訪問が計画されていることに対し中国政府は難色を示しているが、同州知事ドルジー・カンドゥ氏はチベットの宗教的指導者であるダライ・ラマを国賓として招聘すると発表した。今回のダライ・ラマのインド訪問は11月7日から一週間を予定している。

さらにカンドゥ氏は、ダライ・ラマの訪印に際し、警備をはじめとするあらゆるプロトコルを重視すると述べた。

「ダライ・ラマを国賓としてお迎えします。タワン、イタナガルなどの地をご訪問の予定です」と彼は言った。

チャアム・フアヒンで先に行われた東アジアサミットにおいてマンモハン・シン印首相は中国温家宝首相に対し、ダライ・ラマをインドの「貴賓」として迎える旨を伝えている。
「チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマは私たちにとって大切なお客様であると、温家宝首相にはご説明しました」とシン首相は語った。

ダライ・ラマは中国共産党に対抗したが失敗し、1959年インドに逃れて以来反中国の活動に従事しチベットの独立を企んでいるとして、中国政府は今回のインド訪問計画に対しても強い反発を示している。


(訳者:中村貴子)