（2012年6月27日 CTA）

キャンベラ：ロブサン・センゲ主席大臣は就任後二度目となるオーストラリア訪問で、首都キャンベラへ到着した。

主席大臣は、キャンベラ空港にて地元のチベット人コミュニティメンバーの出迎えを受けた。大臣の公式予定の一つ目は、国営記者クラブでの会見であった。出席者からの質問も含めた約一時間の会見は、オーストラリア国営放送ABCで生中継された。

午後、主席大臣は数名の国会議員との会談のため、議事堂へと向かった。大臣はまず最初にオーストラリアの超党派チベット議員連盟のマイケル・ダンビー議長と会い、オーストラリアのチベット支援戦略の詳細に関する話し合いを行った。

その後、首相は国際問題を検討する最も重要な国会委員会である、外交・防衛・通商に関する常任委員会において、報告を行った。州議会と主要政党から数名の政府要人を含む18名の議員がおよそ一時間の集会に出席した。首相がチベットの現状について話した後、チベット亡命政権の民主主義の推移とその重要性、中道政策、豪中関係など、多岐にわたる意見交換が行われた。

主席大臣はチベット・インフォメーション・オフィスの代表らと食事会をし、初日の日程を終えた。翌28日も、終日、議員会館において会談を行う予定である。

 

 

 

 

 

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（翻訳：Fumi Dolkar）