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キャプジェ・ヨンジン・リン・リンポチェ7世が日本を訪問

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2018年7月11日
日本、東京

キャプジェ・ヨンジン・リン・リンポチェ7世が初来日した。ダライ・ラマ法王の83歳の誕生日御祝賀と、公開ティーチングのためだ。今回の訪問は、ダライ・ラマ法王日本・東アジア代表部事務所が催した。

7月6日、リン・リンポチェは、生きとし生けるものの命を救うセレモニーを行った。セレモニーでは、10万匹の魚が川に放流された。このセレモニーは、ダライ・ラマ法王の誕生日を祝して、ダライ・ラマ法王代表部事務所が主催した。セレモニーには、チベット人、モンゴル人、日本人が参加した。

7月7日には、東京のホテルオークラで行われたダライ・ラマ法王の83歳の誕生日祝賀にチーフゲストとして参加した。祝賀には、数百人のゲストが参加した。

同日、リン・リンポチェは、東京の護国寺で、「ゲシェ・ランリ・タンパによるこころを訓練する八つの教え」のティーチングを日本人向けに行った。

8日朝には、公開ティーチング「宗教を超えた倫理観」を行った。続いて、午後には、観音菩薩許可灌頂を行った。

また、チベット仏教普及協会(ポタラ大学)の招きを受け、ラムリム(菩提道次第)に関する公開トークも行った。会場は満員であった。

7月10日には、モンゴル文化センターを訪問した。

7月11日には、ダライ・ラマ法王代表部事務所を訪れ、スタッフから歓迎を受けた。ルントック代表から事務所の背景の説明を受けたリン・リンポチェは、ラムリムの経典を寄贈した。そして、午後にインドへの帰路についた。

リン・リンポチェは、1985年11月18日にインドで生まれた。その後、ダライ・ラマ法王の教師で、1983年に他界したキャプジェ・ヨンジン・リン・リンポチェ6世の転生者として認定された。

1990年、5歳の時に、キャプジェ・ヨンジン・リン・リンポチェ7世は、南インドのデブン僧院大学に入った。そして、10歳の時に、仏教の修行を開始した。2016年11月、ゲシェの学位を取得し、2017年4月にダラムサラのギュト密教大学に入った。これは、ゲシェの学位取得者が伝統的に行う1年間の密教の修行である。2018年2月、リンポチェはこの修行を終えた。


(翻訳:亀田浩史)