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これから開催するイベント

チベット・スピリチュアル・フェスティバル2007 ゴールデンウィーク、護国寺にヒマラヤの風が吹く

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→ 大晦日は骸骨ダンスで厄払い!?
チャム「仮面舞踏」は、チベットの年の暮れに欠かせない仏教儀式。修行を積んだ僧侶たちが厄除けと幸せを願って踊ります。観れば仏の加護が得られるという、祝福の踊りです。
→ これが仏の世界のカタチです
美しい極彩色の「砂曼荼羅」は仏が住む宇宙。中心に宮殿があり、灌頂(本尊と縁を結ぶ儀式)中に仏をお招きします。今年は「薬師如来」の砂曼荼羅を制作し、本格的な灌頂を行います。

→ 仏と縁を結んで、深く幸せに
「灌頂」とは仏と縁を結ぶ儀式のこと。今回は「薬師如来」の灌頂を主に日本の僧侶向けに。「不動明王」の灌頂を一般向けに行います。
→ 知恵の炎に、祈りをのせて
「護摩」とは、炎で無知や障害を払う儀式のこと。今回は煩悩・霊障・障害などを鎮める「息災」と、力・知恵・生命力・運気を高める「増益」の護摩が焚かれます。護摩木に氏名と祈願を書き、知恵の象徴の炎で燃やしていただきましょう。
→ より良く生きる方法があります
毎日をより良く生きるための方法を高僧チャド・リンポチェが分かりやすく説法します。テーマは『入菩提行論』の「忍耐」の章。チベットで広く実践されている、利他の心を育む教えです。
→ 生まれ変わった聖人
“リンポチェ”とは転生活仏への尊称で、“宝”という意味。現チャド・リンポチェがチャド僧院の僧院長の転生者として認められたのは3歳の時。チベットで最も尊敬を集める高僧の一人です。
→ 如意輪観世音菩薩、平成のご開帳
大本山護国寺の本堂「観音堂」のご本尊が、期間中特別にご開帳されます。その名は「如意輪観世音菩薩」。母にも似た慈悲深い観音さまです。
→ 心のクリーニングはいかが?
高僧のお付きのゲシェ(仏教博士)が一点集中の瞑想を指導します。チベット僧から学ぶ「瞑想セッション」。ぜひご参加を。
→ 写真と映像でチベットを知る・学ぶ
チベットの人々の暮らしを描く作家、渡辺一枝氏によるチベット写真展も同時開催。中国を逃れて亡命する子供たちを描くドキュメンターリー映画『ヒマラヤを超える子供たち』なども上映しながら、チベットの現在をお伝えします。
チベットカフェでバター茶を
カフェでバター茶やチベット菓子を召し上がれ。カフェの他、チベットの小物や衣装を揃えるショップも出店されます。
→ 会場:大本山 護国寺
東京メトロ有楽町線「護国寺」駅1番出口すぐ
※車でのご来場はご遠慮ください
〒112-0012東京都文京区大塚5-40-1

TEL: 03-3941-0764
http://www.gokokuji.or.jp/
→ 料金入場無料
灌頂に参加される場合には冥加料をお願いいたします。

主催:ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
〒160-0022
東京都新宿区新宿5-11-30
第五葉山ビル5階
TEL: 03-3353-4094
FAX: 03-3225-8013
E-mail : tibethouse.jp@tibet.net
http://www.tibethouse.jp/

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イベント内容

<チベット仏教の行事>


法話

●於:本堂(観音堂) (4月30日、5月1日、2日、3日 16:00〜18:00)
日常生活の中で心を磨きより良く生きる方法を、高僧チャド・リンポチェが実践的・具体的に説きます。「心の修行(ロジョン)」の教えを説く『入菩薩行論』(8世紀、シャンティデーヴァ著)から、「忍耐」の章を4日間に渡ってわかりやすく説法します。『入菩提行論』は、チベットでもっとも広く実践されている教えで、ダライ・ラマ法王自身もこれを実践。世界中の人々に説きつづけています。

砂曼荼羅

●於:本堂(観音堂) (4月29日15時〜制作開始 5月4日・5日を除く毎日10:00〜18:00公開)
砂曼荼羅とは、本尊(仏)の浄土を極彩色の砂で描きあらわしたもの。潅頂の儀式や、瞑想の道具として使われます。今回は薬師如来の砂曼荼羅を制作し、制作した砂曼荼羅を用いて、僧侶を対象に本格的な潅頂(本尊との縁を結ぶ儀式)を行います。
なお、灌頂のためご覧いただけない日時がありますので、ご注意ください。また最終日は混雑が予想されます。

潅頂 於:本堂(観音堂)

 
●不動明王の灌頂:5月5日16:00〜

●薬師如来の灌頂:5月4日16:00〜、5日10:00〜 (※両日とも参加してください)

不動明王の潅頂と薬師如来の潅頂の2種類をおこないます。

不動明王の潅頂は、一般向け。不動明王と縁を結んでその加護を受けることが目的です。
薬師如来の潅頂は、主に僧侶向けで、薬師如来と縁を結び、薬師如来の真言を唱え、修行する許可を得るための灌頂です。薬師如来潅頂の受者は、2日前より肉食・飲酒を絶ち、授かった後は毎日簡単な経文を唱える等の戒律を授かります。
潅頂をご希望、参加する方には冥加料をお願いしております。なお、事前申込予約が必要となります。

仮面舞踏(チャム)

●於:本堂(観音堂)前 境内 (4月29日17:00〜18:00、5月6日14:00〜15:00)
チベットの大晦日に、寺院の僧侶達が厄除けの願いを込めて踊る宗教的な仮面舞踏がチャム。チャムを踊ることが許されるのは、修行を積んだ僧侶に限られ、踊る際には仏と一体になる瞑想に入って踊ります。チベットでは、この踊りを観ると仏の加護が得られ、厄が払われると信じられています。

護摩

●於:本堂(観音堂)前 境内 (息災の護摩:4月30日14:00〜、増益の護摩:5月4日10:00〜)
護摩とは、火を焚いて無明や障害を払う儀式。煩悩や障害を象徴する護摩木を、智恵を象徴する炎で燃やすという意味があります。護摩には、「息災」「増益」「敬愛」「調伏」の4種類がありますが、今回は、薬師如来を本尊とする「息災」と、ヤマーンタカ(金剛畏怖)を本尊とする「増益」の護摩を焚きます。息災の護摩は、煩悩・霊障・障害などを鎮め、増益の護摩は、力・智恵・生命力・運気などを高めます。

★護摩の施主を募集します!
息災護摩、増益護摩それぞれについて、若干名の施主を募集します。
施主の方には、お席を用意し、チャド・リンポチェからカタ(祝福の白い布)とともに加持を授けていただくなど、より本格的に護摩に参加していただけます。
護摩の施主になると、より多くのご利益が得られると言われています。
施主奉納料 2万円以上
お申込み (07/4/26更新)メールとFAXでの受付けは締め切りました。
ご希望の方は、当日、本堂前の受付にてお申込みください。
まだ若干余裕がありますが、定員になり次第締め切りますのでご了承ください。

瞑想セッション

●於:大師堂(4月30日〜5月4日の期間、一日1回〜2回、各45分間
チベット僧ゲシェ・タシによる瞑想指導。仏教の教えや心のもち方についてのお話しのあと、参加者全員で実際に瞑想をします。チベット語から日本語への通訳を介して行ないます。 満席になり次第締め切ります。早めにご来場ください

 

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<大本山護国寺の特別開帳>


本尊如意輪観世音菩薩の特別開帳

●於:本堂(観音堂)(4月29日〜5月6日の毎日 10:00〜18:00)
行事期間中特別に本尊如意輪観世音菩薩が開帳されます。

金剛界・胎蔵法曼荼羅の特別展示

●於:本堂(観音堂) (4月29日〜5月6日の毎日 10:00〜18:00)
弘法大師空海により中国から日本に伝わった真言密教。その教えの中核をなす金剛界・胎蔵法曼荼羅を掛け、祈りを行なう壇を荘厳します。

薬師堂開扉

●於:薬師堂 (4月29日〜5月6日の毎日 10:00〜16:00)
期間中、特別に薬師堂が開扉されます。

 

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<来日するチベット僧について>


チャド・リンポチェ

1954年チベット生まれ。現在、チベット人社会で最も尊敬を集める高僧の一人。3歳でチャド僧院の僧院長チャド・リンポチェの転生者に認定される。「リンポチェ」とは転生活仏への尊称。チベット三大寺院の一つ、セラ寺で20年間に渡り仏教哲学の研鑽に励み、チベット仏教の最高学位であるゲシェ・ラランパ博士号を取得。曼荼羅や密教の専門家で、特に瑜伽タントラに関しては、現代チベット仏教界随一の専門家として有名。ダライ・ラマ法王による行事・儀式の一切を取り仕切るナムギャル寺の僧院長を勤めるなど、ダライ・ラマ法王からの信任も篤く、法王が世界各地で儀式を行う際は、同行して砂曼荼羅制作、儀式準備などを取り仕切る。昨年11月のダライ・ラマ法王来日の際にも同行来日。

ゾンカル・チョーデ寺

今回は、チャド・リンポチェとお付きのゲシェ・タシの他に、ゾンカル・チョーデ寺から8名の僧侶が来日します。 ゾンカル・チョーデ寺は、9世紀に建立されたチベットで最も古い僧院の一つ。チベット仏教を守り伝えるとともに、砂曼荼羅、チャムの踊り、バター彫刻など、仏教関連の芸術を伝えていることで有名。もともと西チベットのンガリ地方にあった寺院。1959年に中国によるチベット侵略を生き延びた僧侶達がインドに亡命し、現在は南インドに再建されています。

ナムギャル寺

今回来日するチャド・リンポチェとゲシェ・タシが所属する寺は、ナムギャル寺。ナムギャル寺は、ダライ・ラマ法王のお膝元にあり、公の仏教儀式や、チベット国家の安泰を祈願する儀式を執り行うかたわら、深遠かつ膨大な仏教論書を学び修行する中核的な組織です。
中国の侵略前はポタラ宮殿の中に、ダライ・ラマ法王の亡命後は、北インド・ダラムサラの法王の新住居に隣接して再建されました。ナムギャル寺では、今も厳格な僧院生活のカリキュラムが継承されています。ナムギャル寺に入るには、いくつもの試験をパスしなければならないうえ、最初の数年間はひたすら伝統的な仏教哲学を学ぶことになります。ダライ・ラマ法王は、法王に随行して海外に出かけることの多いナムギャル寺の僧侶のため、顕教と密教の真髄を効率的に身に付けられるよう、新しいカリキュラムを導入。現在、この方式は、他のチベット僧院のカリキュラム・モデルとなりつつあります。
ナムギャル寺の僧侶たちは、毎日朝から晩まで休む間もなく、儀式、宗教芸術、仏教哲学、問答、瞑想、各自の勉強をこなしています。こうした生活を13年間つづけ、プログラムを優秀な成績で満了した僧侶には、寺から顕教と密教の学位が与えられます。その後、各自の修行をさらに窮めていくこととなります。

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<チベットを紹介する行事>


チベット写真展

於:桂昌殿 (期間中毎日)
作家の渡辺一枝氏による写真展。何度となくチベットを旅し、厳しくも美しい自然や、その中で生きるごく普通のチベットの人々の暮らしぶりをとらえています。渡辺氏は、『わたしのチベット紀行—智恵と慈悲に生きる人たち』(集英社文庫)、『バター茶をどうぞ—蓮華の国のチベットから』(文英堂)、『チベットを馬で行く』(文春文庫)他、著書多数。

チベット関連ビデオ上映会

●於:本坊書院(和室)(5月1日〜5日までの毎日)
中国を逃れ、今なお年間数千人のチベット人が、命がけでヒマラヤを越えてインドやネパールに亡命しています。その模様を追ったドキュメンタリー『Escape Over the Himalayas ヒマラヤを越える子供たち』、若者の目を通してチベットの今をとらえた『チベットチベット』、チベットの真実とダライ・ラマ法王に迫る『慈悲を生きる』など、チベットの現在を伝えるビデオを上映する予定です。

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開催スケジュール

リンクをクリックすると、詳しい説明をご覧になれます。 ★…チャド・リンポチェが行なうもの

日時 時間 内容 砂曼荼羅
(本堂)
潅頂
(本堂)
法話
(本堂)
護摩
(境内)
チャム
(境内)
瞑想
セッション

(大師堂)
ビデオ上映
(桂昌殿)
写真展
(桂昌殿)
4

29

(日)
15:00 開会の儀、砂曼荼羅開始        
17:00〜18:00 チャム公演       17:00〜
18:00
4

30

(月)
10:00〜12:00 砂曼荼羅瞑想セッション         11:00〜11:45
14:00〜16:00 護摩(息災)     ★息災  
16:00〜18:00 法話(入菩提行論)   ★16:00〜18:00    
5

1

(火)
10:00〜12:00  砂曼荼羅瞑想セッション         11:00〜11:45
13:30〜16:00 砂曼荼羅瞑想セッション         14:30〜15:15
16:00〜18:00 法話(入菩提行論)   ★16:00〜18:00    
5

2

(水)
10:00〜12:00  砂曼荼羅瞑想セッション         11:00〜11:45
13:30〜16:00 砂曼荼羅        
16:00〜18:00 法話(入菩提行論)   ★16:00〜18:00    
日時 時間 内容 砂曼荼羅
(本堂)
潅頂
(本堂)
法話
(本堂)
護摩
(境内)
チャム
(境内)
瞑想
セッション

(大師堂)
ビデオ上映
(桂昌殿)
写真展
(桂昌殿)
5

3

(木)
10:00〜12:00  砂曼荼羅瞑想セッション         11:00〜11:45
13:30〜16:00 砂曼荼羅完成(潅頂にむけ隠す)        
16:00〜18:00 法話(入菩提行論)   ★16:00〜18:00    
5

4

(金)
10:00〜12:00 護摩(増益)   ★増益  
13:30〜16:00 瞑想セッション 14:30〜15:15
16:00〜18:00 薬師如来潅頂の前行(僧侶向け)   ★薬師如来      
5

5

(土)
10:00〜12:00 薬師如来潅頂(僧侶向け)   ★薬師如来      
13:00〜15:00
16:00〜18:00 不動明王潅頂(一般向け)   ★不動明王      
5

6

(日)
10:00〜12:00 砂曼荼羅を一般に開帳        
14:00〜15:00 チャム公演       14:00〜15:00
16:00〜18:00 閉会の儀、砂曼荼羅破壇 儀式        
日時 時間 内容 砂曼荼羅
(本堂)
潅頂
(本堂)
法話
(本堂)
護摩
(境内)
チャム
(境内)
瞑想
セッション

(大師堂)
ビデオ上映
(桂昌殿)
写真展
(桂昌殿)

★:チャド・リンポチェが行なうもの

◆料金について


本イベントは、入場無料といたしました。
ただし、潅頂を受ける場合のみ、冥加料をお願いいたします。

フェスティバルへの支援

チベット僧の渡航費、食費、その他の経費がかかっております。このフェスティバルを成功させるため、皆様からのご支援をお待ちしています。

灌頂の冥加料

・不動明王の潅頂、 3,000円以上をお願いいたします
・薬師如来の潅頂、20,000円以上をお願いいたします
→ 灌頂について詳しくはこちら

※薬師如来の潅頂のために、僧侶が数日がかりで砂曼荼羅を制作するなど、経費がかかりますことをご理解ください。

護摩の施主

息災護摩、増益護摩それぞれに、若干名の施主を募集いたします。
→ 護摩について詳しくはこちら

砂曼荼羅・仮面舞踏の施主

砂曼荼羅、仮面舞踏の施主になることも可能です。
砂曼荼羅であれば、薬師如来の加持による病気治癒や息災、仮面舞踏であれば厄除けや息災などのご利益があるとされています。 詳しくは、お問合せください。
→ 砂曼荼羅について → 仮面舞踏(チャム)について

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関連情報


チベット

チベットはヒマラヤの北側に位置し、面積は日本の約7倍。平均標高は約4000m。チベットには非常に古い歴史があり、7世紀のソンツェン・ガンポ王の出現によって、アジアの大国として広く知られるようになりました。7世紀にインドから仏教が伝来すると、これを精神的な支柱としてチベット独自の文化が開花。17世紀には、ダライ・ラマ法王をチベット全土の政教両面の最高指導者とする体制が確立されました。
チベットは常に独立国でしたが、1950年代に中国軍がチベットに侵攻したことで状況は一変。中国の侵略によるチベット人の死者は120万人と言われています。1959年、ダライ・ラマ法王は余儀なくインドへ亡命し、北インド・ダラムサラにチベット政府を再建。今も中国との交渉をつづけています。

→ 参考リンク:チベットについて

ダライ・ラマ法王14世

1935年7月6日、チベット東北部アムド地方(現・中国青海省)生まれ。2歳でダライ・ラマ13世の転生者として認められ、5歳でダライ・ラマ法王14世に即位。1949年、中国のチベット侵略に伴い、15歳で政治と宗教の最高指導者となる。1959年インドへ亡命し、北インドのダラムサラにチベット亡命政権を樹立。以来、世界各地で慈悲と非暴力の教えを説きつづけています。平和への貢献が讃えられ、1989年ノーベル平和賞を受賞。
「ダライ・ラマ」とは、モンゴル語で「智慧の海」を意味する尊称。歴代ダライ・ラマは観音菩薩の化身とされ、人々を救うためにこの世に転生してくると信じられています。チベットの人々にとって、ダライ・ラマ法王は祖国の象徴であり、絶大な尊敬と信頼の対象です。

→ 参考リンク:ダライ・ラマ法王

チベット仏教

チベット仏教は、インドから直輸入された正統なインド仏教を伝えています。チベットでは、ナーランダ僧院から伝わった教えをサンスクリット語からチベット語に直訳し、原典に忠実に伝えることに国をあげて取り組んできた歴史があるため、チベット語文献は、現代の仏教研究において非常に重要な価値を持っています。チベット仏教は、初期仏教はもとより、日本に伝わらなかった後期密教の教えまですべての教えを伝えており、空海が日本に伝えた真言密教と共通する部分も多くあります。

→ 参考リンク:チベットの仏教

大本山 護国寺

天和元年ニ月(1681年)、五代将軍徳川綱吉公が、その生母、桂昌院の発願により開山。幕府所属の高田薬園の地を賜り、桂昌院持仏の天然琥珀如意輪観世音菩薩を本尊としました。
明治16年、15年と火災で堂宇の多くを失いましたが、観音堂(本堂)は元禄時代の姿をとどめ、月光殿(重文)は桃山期の建築美を今に伝えています。他にも、薬師堂、大師堂、多宝塔、忠霊堂や仁王門、惣門、中門など、多くが保存、再建されています。震災、戦災と大災害に襲われた東京の都心にありながら、江戸の面影を今に伝えています。訪れる人々の心のふれあいの場として、昔も今も変わりなく親しまれています。
→ 大本山 護国寺ホームページ http://www.gokokuji.or.jp

大本山護国寺へのアクセス

住所:〒112-0012東京都文京区大塚5-40-1
電話番号:03-3941-0764
交通:東京メトロ有楽町線「護国寺」駅  1番出口すぐ
※車でのご来場はご遠慮ください。


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