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4月29日はトゥプテン・ングゥドゥプ像の除幕式

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2002年4月26日 トリビューン・ニュース・サービス

1999年4月27日、チベット青年会議の集会において、チベット問題を訴えて焼身自殺したトゥプテン・ングゥドゥプを記念して作られた彼の像が、彼の命日にマクロードガンジで除幕式が行われることになった。

チベット青年会議の副議長に新しく選出されたテンジン・サンペルはこう語った。
「4月27日にトゥプテン・ングゥドゥプがデリーで焼身自殺を図った。チベット人は、彼が息をひきとった(2日後の)4月29日を命日として心に留めている。チベット青年会議は、彼を記念して、またチベットの自由のために自らを犠牲にし、その主張が今も絶えることのない全ての人々の名誉を称えるために、像を建立することを決めた」

テンジン・サンペルは、亡命チベット代表者議会の議員であるペマ・ジュグネが、マクロードガンジの中心にある寺の近くにある像の序幕を行うことを発表した。トゥプテン・ングゥドゥプは、マクロードガンジにある寺の庭師であったが、チベット人が苦しんでいる状況とチベットにおける膨大な人権侵害が行われていることを世界に注意を促すため、焼身自殺を図った。テンジン・サンペルは、チベット青年会議が完全なチベットの自由を目指してこれからも闘いを続けると述べ、こう付け加えた。

「我々は、チベット問題を声高に掲げてきた。それは、中華人民共和国とチベット双方の利益になるような好ましい解決策を見出すため、中国がダライ・ラマと対話に臨むよう、国際社会が中国に圧力をかけ介入してもらうためである」