(2016年5月9日 法王庁)
日本ご到着から一夜明けた9日午前4時、ダライ・ラマ法王が滞在されている一室には既に明かりが灯っていた。法王は毎朝、午前3時に起床され、読経や瞑想を日課とされるという。僧侶としての勤めで、それは海外訪問中も変わらない。
午前8時、ダライ・ラマ法王はホテル支配人らに見送られ、大阪に向けて出発された。 10日から13日まで、大阪府立国際会議場(大阪市北区)で来日法話「入菩薩行論・文殊菩薩の許可灌頂」が開かれ、法王はシャーンティデーヴァ(寂天)の 『入菩薩行論』を4日間かけて解説される。