(2015年4月9日 法王庁)
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2015年4月9日早朝、岐阜市を後にされたダライ・ラマ法王は車で移動され、途中、積雪の残るひるがの高原サービスエリア(岐阜県郡上市)でご休憩された。地元の特産品が並ぶ棚からお手に取られたのは奥美濃のかりんとう。チベットでは、お祝いごとの際に、小麦粉を練って油で揚げたカプセという菓子がつきもので、かりんとうによく似ている。
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被災地応援商品コーナーで、岩手県大船渡市の銘菓「かもめの玉子」を指して「これは(本物の卵ではなく)チョコレートでしょう?」とお尋ねになるダライ・ラマ法王。法王は東日本大震災の犠牲者、被災者に深く心を寄せられ、強いご希望で2011年11月、宮城県石巻市をご訪問されている。
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フードコーナーの前では、写真つきの表示パネルをご覧になり「あれは日本のトゥクパですね」。トゥクパは、小麦粉を練って延ばしたりちぎったりしてスープで煮て食べるチベットの麺料理。