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日本チベット支援団体が年次総会を東京で開催

2026年3月2日

チベット支援グループによるオンラインミーティングのスクリーンショット

東京:チベット支援ネットワークはチベット支援グループのメンバーによるオンライン年次総会を2月に東京で開催し、一部の参加者はチベットハウス日本事務所から参加した。元国会議員でチベット支援ネットワークの会長である牧野聖修氏は来賓と会員を歓迎し、会議の目的とダライ・ラマ法王が構想した平和で慈悲深い世界を実現するための協力の重要性を説明した。 彼は法王が目指す理想の未来像はチベットを救済するだけでなく人類と地球を救済するものであると明確にした。 彼は国際支援グループ会議が近々インドのダラムサラで開催されようとしていること、そして日本からは会員6人と韓国から2人が参加する事を感謝した。

日本の国会議員チベット支援グループの事務局長である山田宏参議院議員は、会員に挨拶を行い昨年6月に開催された第9回チベット問題世界国会議員会議(WPCT)への支援と協力を皆に感謝した。 彼はダライ・ラマ法王のグラミー賞受賞を祝い、それは法王の平和と慈悲深い国際社会のメッセージを広く世界中の聴衆に強力に届ける助けになると述べた。

中央チベット政府(CTA)情報・国際関係局のカルマ・チューイン事務局長は牧野聖修氏、山田宏氏、長尾敬氏とメンバーに対しチベット問題と東京での第9回チベット問題世界国会議員会議(WPCT)の成功への揺るぎない支援に感謝を述べた。 彼は喜びを表しダラムサラで開催される次回の会議で日本と韓国のチベット支援グループ(TSG)メンバーに会えることを楽しみにしていると述べた。

永尾敬氏(元衆議院議員・元日本チベット支援議員連盟事務局長)は中国共産党によるチベットや他の占領国における人権侵害を非難する強く意義のある声明を出す様に日本の国会議員達に強くアピールする必要性を述べた。 彼は宗教的及び人権の侵害を監視する事実調査委員会を世界的に設置するよう求めた。

代表のツェワン・ギャルポ・アーリヤ博士は、参加者に対し、オフィスの年間活動とその成果について説明した。彼は、山谷えり子会長、山田宏事務局長、および日本チベット議員連盟のメンバーに対し、年間を通じての強力な支援と指導(特に東京での第9回チベット問題世界国会議員会議の開催)に感謝した。彼はまた、それぞれの地域のチベット支援団体の代表とメンバーにチベット問題への継続的な関心と支援及びそれぞれの地域での活動に感謝を表明した。そして彼は日本と韓国からの8人のチームメンバーが予定されているダラムサラで開催される国際チベット支援グループ会議に出席するためにインドを訪問される事に感謝を表明した。

アーリヤ代表は桜植樹プロジェクトのメンバー、樹木の重要性について法王が詠まれた詩が収録された、法王とその使命について描かれた藤田リマ氏による小冊子の出版について説明した。彼はチベットにある中国植民地寄宿学校に関するチベット行動研究所の第二次報告書の日本語版の出版を発表した。彼は本の翻訳に協力してくれた亀田浩史氏・下山明子氏・北澤杏里氏、そして蓮華院誕生寺の川原英照師、集広舎の川端幸夫氏、クンチョウ・ラ氏とポタラ学院のメンバー、スチューデンツ・フォー・フリー・チベット(SFT)ジャパン、そして出版を可能ならしめたことに協力していただいた他の方々に感謝の意を表した。

支援団体代表:セーブ・チベット・ネットワークの牧野聖修氏;スーパー・サンガ(宗派を超えてチベットの平和を祈念し行動する僧侶・在家の会)の大西龍心師;日本チベット友好協会の観涙千鶴

氏;文殊師利大乗仏教会の野村 正次郎氏;ポタラ学院のクンチョク・シタール氏;自由チベットのための学生会のツェリン・ドルジェ氏;チベット支援者の野寺直美氏;プフェスト委員会の宮尾賀子氏;他が自己紹介を行い、活動報告を行った。彼らはトークイベント、映画上映、写真展、本の出版等の啓発活動を提案し、そしてチベットを支援する決議の採択やダライ・ラマ法王の転生問題への中国共産党の干渉を非難することなどを議論した。ダライ・ラマ法王への長寿祈願(テンシュグ:チベット語で重要な精神的指導者に捧げられる長寿の祈り)を日本からも提案された。北海道・東京・京都・大阪及びその他の地域のメンバーは都合により参加できなかった方もいた。

今後の計画に関する議論に続いて、中国共産党政権への三点の訴えと日本の国会・政府への三点の訴えが提案され全会一致で承認された。決議案の大まかな要旨は以下の良なものである:

中国共産党政権に以下のことを強く求める:1)植民地寄宿学校でのチベットの子供たちへの強制的な教化を止め、チベット人にチベット語教育を受ける権利を与える事。2)チベットでの宗教と人権への侵害を止めチベット人が基本的人権を行使出来る様にする事。3)チベットの宗教への干渉を慎み、ダライ・ラマの転生者選出権限の主張を止める事。私たち日本チベット支援グループの代表者と会員は、中国共産党の主導によって任命されたいかなるラマやダライ・ラマにも反対し決して受け入れない。

日本の国会と政府に対し以下の通り要請する:1)中国共産党指導部に対し、上記3点の実施を要求する強い声明を発表すること。2) チベットその他の占領地域における中国共産党による宗教と人権への侵害を監視するための人権監視組織を設置すること。3)ダライ・ラマの転生者選出への中国共産党の干渉を非難する強い声明を発表すること。

会員達は、上記の決議を日本政府、中央および地方の国会議員、弁護士、人権擁護活動家などに伝えるよう要請された。

―日本チベット事務所よりの報告

チベット支援ネットワークの会長牧野聖修氏
中央チベット政府(CTA)情報・国際関係局カルマ・チューイン事務局長
国会議員チベット支援グループの事務局長山田宏参議院議員
永尾敬氏(元衆議院議員・長期チベット支援者)
代表ツェワン・ギャルポ・アーリヤ博士
スーパー・サンガの大西龍心師

会議の司会を務めたセーブ・チベット・ネットワークの北澤杏里氏

オリジナル記事


(翻訳:Sakura Nakayama)

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