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故プンツォク師の甥、ほぼ1年にわたり拘束される

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(2009年6月23日 Phayul.com 

ダラムサラ(22日)セルタル・ラル・ガル僧院の創設者で僧院長であった故ケンポ・ジグメ・プンツォク師の甥が、ほぼ1年にわたり投獄中であると亡命中の情報筋がセルタの関係者に伝えた。

親族もガチュンの行方についての正確な情報は得ていない。情報筋がパユルに伝えたところによると、中国当局は親族がガチュンに面会することを拒絶したという。

2008年7月8日、ガチュンは兄タプンとセルタル・ラル・ガル僧院のグダクとともに成都公安省に逮捕された。タプンとダグタはすぐに釈放されたものの、ガチュンは電話などを介し「分離独立主義者」に情報を流した罪で拘束された。

ガチュンは、セルタル・ラル・ガル僧院にて20年以上にわたり仏教を学んでいた。

中国当局は、1990年代後半に同僧院の取り締まりを始めた。2001年4月18日、当局は同院の僧侶の数を1,400人にまで縮小するよう命令を出し、7,000人以上の修行僧が強制退去させられた。

仏教指導者として尊敬を集めたケンポ・ジグメ・プンツォク師は、2004年1月7日、成都の病院にて70歳で死去した。


(翻訳:パドマサマディ)