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北海道清水町の代表団、 地元の初物でダライ・ラマ法王の90歳の誕生日を祝福

2025年10月31日

辻康裕町長、T.G.アリヤ代表、JAの今野典幸組合長。贈り物とメッセージを携えて

東京:10月30日、北海道清水町の辻康裕町長率いる代表団が、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所を訪れ、ダライ・ラマ法王の90歳の誕生日を祝し、町と地域の農家を代表して秋の収穫の初物(チベット語:ロプッド)である「大豆と小豆」をお供えした。

辻康裕町長は、JA十勝清水町農業協同組合代表理事組合長の今野典幸氏、参事の富樫和之氏、清水町農林課課長の寺岡治彦氏と共に、地元の木箱に丁寧に詰められ、日本の伝統的な布に包まれた大豆と小豆、メッセージカードを贈呈した。

メッセージには「北の大地、北海道より、清水町の清らかな水と豊かな土壌に育まれた大豆と小豆を謹んでお供えいたします。これらは、大地への感謝と平和への祈りの象徴であり、自然と人間の調和こそが真の幸福の礎であるという信念を体現しています。法王様の90歳のお誕生日に、法王様のご健康とご長寿を心からお祈りし、長年にわたる平和と慈悲へのご献身に深い敬意を表し、この贈り物を捧げます」と書かれている。

清水町の子どもたちが書いた、ダライ・ラマ法王へ贈る誕生日のメッセージも披露された。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ・ツェワン・ギャルポ博士は、お供え物とメッセージを受け取り、北海道から事務所まで遠路お越しくださった代表団に感謝の意を表した。アリヤ代表は、最近ダラムサラを訪問したことと、ダライ・ラマ法王がご健康でいらっしゃることについて報告し、できるだけ早くダライ・ラマ法王にお供え物とメッセージをお渡しすることを約束した。また、ダライ・ラマ法王の四つの使命について説明し、チベットに関する書籍や冊子を贈呈した。

アリヤ代表は市長の招待を受け、8月に清水町を訪問し、地域の農業活動を視察した。代表団は、地域の収穫物を事務所に届けることができたことを喜び、法王が人々を平和と繁栄へと導くためのご長寿とご健康を祈念した。

―ダライ・ラマ法王日本代表部事務所による報告

北海道清水町の代表団とT.G.アリヤ代表
清水町産大豆と小豆の初物をダライ・ラマ法王へ奉納
代表団と歓談しているT.G.アリヤ代表
JAの今野典幸組合長からネギを受け取るT.G.アリヤ代表
8月、清水町長たちと清水町の農場にて
北海道清水町の辻康裕町長とT.G.アリヤ代表

オリジナル記事


(翻訳:t.m.)