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ンガバ州にてチベット人尼僧が焼身自殺、カルゼではチベット人2名が撃たれ負傷

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(2011年10月18日 ダラムサラ)

月曜、チベット北東部ンガバ州でチベット人尼僧が焼身自殺により死亡した。また、前日の日曜、チベット東部カンゼ州で平和的抗議活動を行っていた2名のチベット人が治安部隊により撃たれ負傷している。

報告によれば、ンガバ州デチェン・チョコール尼僧院、尼僧テンジン・ワンモ(20)は、宗教の自由とダライ・ラマ法王の帰還を訴えながら自身に火を放った。
彼女は、チベット人として9人目、尼僧として最初の焼身自殺者となった。

また前日の日曜、チベット東部カルゼ セダ地区 ツェシュル村警察署前で平和的抗議活動を行っていたチベット人のうち、ゴンガ、デゥクロの2名が中国治安部隊に撃たれ負傷するという事件が起こった。また、他5名のチベット人、リンド(26)、チョーガ(23)、ボリ(19)、リゾー(18)、ツェワン・キー(19)が逮捕された。

チベット人が各地で平和的抗議を行うようになってから、中国政府はTseshul村にも大規模に軍隊を配置していた。


(翻訳:Hiromi Fujita)