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チベット政権内閣、焼身自殺抗議への悲観を表明し、中国へチベット政策改革を要請

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(2012年1月13日)

四川省ンガバ州にて新たに起こった二件の焼身自殺の報告に、チベット政権内閣は深い悲しみをあらわしている。最新の報道によると、この事件は1月6日に起こり、僧侶1名、民間人1名が負傷をおって亡くなったとの事。今のところ、2名とも身元の詳細は不明である。当事件で、この12ヶ月間に起こった焼身自殺事件は計14件となった。

2008年平和抗議活動中のハンストで幾人もの命が失われた際、ダライ・ラマ法王は仏教徒として「命は尊いものであり、チベット内外で起きる過激な行動にはいつも落胆している」との声明を出しているが、チベット政権内閣はこの声明が繰り返し表明される事を望んでいる。

さらにチベット中央政権は、中国当局管理下の厳しい状況により起こっているチベット内の抗議活動について、一切推奨していないと述べている。

中国政府はこれらの焼身自殺事件をただ非難するだけである。チベットとチベット人の自由を求めるために起こったこれらの不幸な事件に対し全責任をおい、二度と起こらない対策を早急にとるべきである。

(元の記事はこちら


(翻訳:H.Fujita)