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チベット人ら100人拘束 インド警察、反中国デモで

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(2008年3月13日 共同)

AP通信によると、インド北部ヒマチャルプラデシュ州ダラムサラから中国チベット自治区を目指しデモ行進していた、インドで亡命生活を送るチベット人ら非政府組織(NGO)の百人余りが13日、インド警察当局により拘束された。

今年行われる北京五輪を前に中国のチベット政策に抗議するデモで、今後、抗議行動は活発化するとみられる。

インド当局は亡命チベット人による国内での政治活動を認めておらず、チベット亡命政権があるダラムサラの警察当局はデモ行進を中止するよう警告していた。12日には首都ニューデリーの中国大使館前でも抗議行動が行われた。

APによると、デモ参加者は13日早朝、ダラムサラを含むカングラ地区の境界を越えようとした際に拘束された。

チベットへのデモ行進は、チベット独立を求めるNGOの5組織が計画。チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の亡命につながった1959年のチベット動乱から49年を記念し10日にダラムサラを出発した。