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チベット亡命政権を代表して重要なお願い 2008年8月30日、世界中で12時間の断食を!

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(2008年8月7日 チベット亡命政権)

世界の大部分は今日、そしてこれからも続くであろう果てしない貧困、暴力、環境汚染、宗教上の対立などといった人類の苦難の原因に直面しています。

ここ約60年間続く、チベットの国民性とチベット人に対する弾圧を目的とした、極左派である中華人民共和国による政治と差別的政策の直接的な結果として、何百何千ものチベット人がその命を失い、多くのチベット文化や神聖な宗教施設が破壊されました。

意図的であるなしに関わらず、現在チベットで施行されている数多くの政策や決定事項は、チベットで「文化的大量殺戮」を引き起こしています。更に今年3月から苦悶と強い願望を訴えてきた、非暴力的で平和主義のチベット人抗議者たちへの無情で残酷な取り締まりにより、何百人もの死者、何千人もの負傷者、拷問、拘留者が出ました。残念なことにこのような残虐行為は衰えることなく続いており、オリンピックの後、弾圧がさらに強化されることが懸念されます。

チベット人に限らず、中国人たちも宗教の自由や道徳心、表現の自由を奪われているということは天安門事件や、多くの農民や労働者の権利要求や不満が暴力や脅迫で対処されているということからも明白です。

このような権利の侵害を終わらせるために、真実と正義を愛する世界中の人々、特に亡命中のチベット人やチベット支援者によって12時間の象徴的な断食を行いましょう。

日時は各自の住む場所でチベット暦6月の最終日に当たる、2008年8月30日です。

この象徴的断食は午前7時から午後7時までの間、悪行から自身を清め善い業を蓄積させるため、自由、正義、民主主義、表現の自由、世界中の——特にチベット人と中国人の——政治透明化への理想に対する非暴力的忍耐を強調するためです。全ての正義、真実、平和を愛する人々へ、このような非暴力的奮闘と、その目的を効果的に支援していることをアピールするものです。そしてこの象徴的断食と法要に、チベット人、チベット支援者、真実と正義を支援し、非暴力を貫く国際的団体が、各自がいる場所で参加するよう呼びかけます。

もしこの断食と、慈悲と他人を愛する精神を持った人々が見受けられたなら、全ての存在の心に確実な変化が現れるでしょう。たとえ我々を抑圧する者の心であっても、無知と心の混乱を取り去り、憎しみの気持ちを鎮め、調和のとれた社会において愛と真実を育む助けとなるでしょう。