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ダライ・ラマ法王、ダラムサラへ帰る

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2002年2月10日
ダラムサラ(トリビューン・ニュース・サービス)

チベット人コミュニティーと亡命政府の役人たちは、ムンバイでの治療を終え、本日2月10日、ダラムサラへ帰ってきたダライ・ラマ法王を暖かく歓迎した。

今回の病気がたくさんの懸念を引き起こした彼らのリーダーを一目見ようと、何百人というチベット人たちが、チベット事務局から法王の宮殿に続く道沿いに並んだ。ダライ・ラマ法王は、チャンディガルから、どこにも寄らずにまっすぐにマクロードガンジの宮殿までやってきた。

彼らうちの幾人かは、法王が公的な謁見のために何処にも寄らなかったことに落胆した。チベット亡命政権の大臣や役人たちは、特別の歓迎ゲートが建てられた法王の宮殿で法王を出迎えた。

宮殿付きのナムギャル僧院では、チベット仏教の4大宗派のサキャ派、ニンマ派、カギュ派、ゲルク派とボン教の高僧による、法王の健康と長寿の為の特別法王が営まれている。法要は10日間続けられる。

チベット人たちは、ブッダガヤでのカーラチャクラ説法が法王の病気のためにやむなく中止となって以来、法王の帰館を切に待ち望んでいた。法王はムンバイのリラワティ病院に入院していた。

チベット亡命政権内閣、カシャックは、ダライ・ラマ法王が4月末まで完全休養をとることを望み、渡航予定、一般謁見、個人謁見、インタビューをこの先三ヶ月間キャンセルすることを決定した。