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タナク・ジグメ・サンポ声明

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2002年7月29日
ワシントン

中国政府により私が医療目的で仮釈放され(刑期 満了まであと8年もあります)、7月13日にアメリカに到着したことは、平和と正義と人権の勝利であります。これは数年にわたるキャンペーンとチベット支援者、政府、個人そしてチベット内外はもとより国際社会の公的機関の圧力による結果でもあります。特にダライ・ラマ法王の熱望を満たすための国際支援の成果であります。皆様に心より感謝の意を表明致します。

合衆国に到着してまもなく、私はジョージタウン大学病院で一連の診療を受けました。このため、皆様全員と個人的に接する機会がありませんでした。

私は1965年以来、合計37年間(3回服役)獄中で計り知れない苦痛を経験しなければなりませんでしたが、ただチベット開放のために困難に耐えるという私の決意は揺らぎませんでした。私はサンギップ(現在はラサ市刑務所として知られている)やダプチなどの刑務所で服役しました。

今1番重要なことを申し上げると、私は自由と幸福の生活を満喫し始めるにつれ、暗い刑務所でずっと苦しみ弱っているかつての同胞の受刑者の運命を案じているということです。私はこの場を借りて、チベット政治犯全員を直ちに釈放するよう強く要望します。

何よりも皆様にお願いしたいのは、我々の正当な主張が解決をみるまで、チベット問題へのご支援をこれからも続けていただきたいということです。

我がチベットに勝利を!