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アリヤ代表が第2回世界南モンゴル会議に出席

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2021年11月26日
日本、東京
スタッフレポーター

ペンパ・ツェリン主席大臣のメッセージを紹介するアリヤ代表(写真:森本)

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ・ツェワン・ギャルポ代表が、11月25日、東京で開催された第2回世界南モンゴル会議に出席しました。会議主催者に祝辞を述べるとともに冒頭挨拶で、ペンパ・ツェリン主席大臣からのメッセージを英語と日本語訳で紹介しました。

ペンパ・ツェリン主席大臣はメッセージの中で、「今回の『第2回世界南モンゴル会議』開催の背景には、長年の大規模で残忍な弾圧により、南モンゴルにおける文化・言語・宗教の自由が奪われ続けているという現状があります。世界が中国の人権侵害に注目している今、このたびの『第2回世界南モンゴル会議』のような活動の緊急性と必要性は、これまで以上に高まっています。」と述べました。

また、ペンパ・ツェリン主席大臣は、「この機会に、私は南モンゴルの兄弟姉妹と長年の連帯を改めて表明したいと思います。そして、すべての人々が自らの未来を自由に決めることが出来る世界に向かって、私たちの協力関係がより強化されていくことを期待します。」と繰り返しました。

会議で演説する自民党の杉田水脈議員(写真: THJ)

日本の国会議員、地方議会議員そして支持者らが会議に出席し、それぞれ祝辞を述べるとともに支援を表明しました。また、一部の国会議員によるメッセージが紹介されました。『南モンゴルを支援する議員連盟』会長で、2021年首相候補の高市早苗・自民党政調会長が寄せたメッセージを、自民党の杉田水脈議員が代読しました。

また、世界南モンゴル会議会長のジョブチョード・テムチルト氏など多くの人がオンライで会議に参加しました。会議参加者は南モンゴルの自由と正義を求めることを全会一致で支持し、会議の最後に声明が発表されました。また、報道陣も会議に出席しフェイスブックを通じて世界中に会議の様子が生中継されました。本会議には、在日チベット人コミュニティのクンガ氏がアリヤ代表に同行しました。

‐ダライ・ラマ法王日本代表部事務所による報告

世界南モンゴル会議の様子(写真:森本)
報告書を読む世界南モンゴル会議メンバーのウルゲン氏
オンラインで講演するジョブチョード・テムチルト会長と通訳するオルホノド・ダイチン副会長(写真:森本)

 


(翻訳:仁恕)