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米国国際開発庁(USAID)が南アジアのチベット人コミュニティに2,300万ドルを助成

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2016年10月3日
プレスリリース

この度、米国国際開発庁(USAID)より、南アジアのチベット人コミュニティを対象に、2,300万ドル(約23億円)の助成金が授与されることとなりました。期間は、2016年10月1日から2021年9月30日までの5年間です。

助成の目的は、南アジアのチベット人コミュニティならびにチベット人が経済的な目標を達成し、有能なリーダーとなり、チベット人独自の文化とアイデンティティーを維持して活力を持続し、これによって自立する力を強化することにあります。

リーダーシップ育成の鍵とされる分野には、組織力の構築、銀行のような金融業務を行う組織の設立、コミュニティ参加型による居住区の開発が含まれています。助成プログラムは現地の人々の参加と開発プロセスにおける権利を最大限に生かすものとし、分野横断的なジェンダーという課題についても、女性が計画の段階から参加することによって女性の視点を組み入れた持続可能な暮らしを実現するものとします。

中央チベット政権(CTA)ならびに亡命チベット人コミュニティは、米国政府ならびに米国民の皆様の寛大なるご支援に対し、心より感謝を申し上げます。中央チベット政権は、チベット基金をはじめとする諸機関と手を携え、目標の実現に向けて全力を尽くす所存です。

中央チベット政権

内閣


翻訳:小池美和)