2026年3月23日

東京:チベットハウス・ジャパンは、3月19日から22日にかけて、有名な東京タワーに近い曹洞宗の禅寺・常林寺で、第14世ダライ・ラマ法王の生涯と功績を紹介する写真展と、法王の四つの使命、ならびに世界平和の追求についての講演会を行い、四日間にわたる「慈悲の年」の祝賀イベントを無事に終了した。
常林寺の広間には、ダライ・ラマ法王の生涯、苦難、そして功績を伝える大型写真パネルが飾られた。展示会場の一角では、ダライ・ラマ法王の教えと、世界の指導者や科学者との交流の様子を収めたビデオが上映された。写真展示は、中央チベット政権(CTA)のチベット・ミュージアムの協力を得て、チベット語、英語、日本語のキャプション付きで製作された。チベット支援者の住田氏が、日本語キャプションの作成と編集に協力した。
四日間とも講演会が開催された。中心となる催しは二日目に行われ、寺院での祈祷会に100人近くの参加者が集まった。常林寺住職の林秀穎師は参加者を歓迎し、チベットハウス・ジャパンについて簡潔に紹介した後、自身のチベット仏教との関わりや、ダライ・ラマ法王が住職の母校である世田谷学院を訪問し、若い学生たちに慈悲と博愛の大切さと、どのように世界平和に貢献すべきかについて助言したことを語った。
アリヤ・ツェワン・ギャルポ代表は、展示会場の提供に協力していただいた常林寺に感謝の意を表し、聴衆を歓迎するとともに、ダライ・ラマ法王の生涯と苦難、そして暴力、憎しみ、差別のない、慈悲にあふれる平和な世界を実現するための法王の貢献について概説した。また、法王の四つの使命、すなわち人間的価値の促進、異なる宗教間の調和の促進、慈悲を重んじるチベット文化の保存、そして古代インドのナーランダー大学の仏教科学と哲学の復興について説明した。さらに、これら四つの使命が世界の平和と調和にどのように繋がっているかを解説した。また、チベットの植民地形式の寄宿制学校、民族団結法、チベットにおける継続的な宗教迫害と人権侵害の背後にある中国共産党の恐るべき政策についても説明した。そして、世界中のチベット人の自由、平和、正義を求める闘いに対する日本政府と国民の支援と連帯に感謝の意を表した。
チベットに関するパンフレットと小冊子、事務所の活動に関する資料が無料で配布された。ダライ・ラマ法王が樹木の大切さを説いた詩の日本語訳を収録した冊子も無料で配布され、詩と自然を愛する人々に喜ばれた。チベットでの幼少期や亡命生活の初期に撮影された法王の古い貴重な写真には多くの来場者が目を見張り、中には敬虔な気持ちで両手を合わせて涙を流す人の姿もあった。
仏教学者の吉村均教授は、チベット仏教とダライ・ラマ法王の四つの使命について自身の見解を述べ、仏教の教義は生きた実践的な教えであり、心と精神の発展、そして世界平和に役立つものであると語った。
展示会と講演会では、ダライ・ラマ法王の健康状態、チベット仏教、科学と人工知能、瞑想、チベットの現状、日本はどのような方法でチベットを支援し、世界の平和と調和に貢献できるかなどについて、参加者から質問が寄せられた。展示会では中国人やモンゴル人の来場者の姿も見られ、ダライ・ラマ法王の教えに対する彼らの敬愛の深さが察せられた。
T.G.アリヤ代表による、展示会についての講演内容とダライ・ラマ法王の四つの使命については、下記をご参照ください。
https://www.facebook.com/share/1E2xdeUhti/?mibextid=wwXIfr
チベットハウス・ジャパンは、札幌から東京、南は沖縄まで、日本の主要都市での写真展の開催を予定している。
–チベットハウス・ジャパンによる報告








(翻訳: 麻雪)




