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日本の僧侶たちが大阪でチベット関連イベントを開催

2026年3月16日

イベント運営委員会の集合写真

大阪:宗派を越えてチベットの平和を祈念し行動する僧侶・在家の会「スーパーサンガ」は、大阪市の金光教大阪センターにて、チベットのために祈りを捧げ、写真展やドキュメンタリー映画『Never Forget Tibet』を通じてダライ・ラマ法王の生涯と貢献を紹介するチベット関連イベントを開催した。

同会事務総長の大西龍心師は、会員や一般市民を歓迎し、イベントのスケジュールについて説明した。また、上田尚道師率いる僧侶団は、慈悲の仏である観音菩薩のタンカ(仏画)の前で祈祷の儀式を開始した。この祈りは、共産主義政権下で命を落とした人々や今なお苦しんでいるすべての人々に捧げられたものであり、世界平和と、悪に対する善の勝利を祈るものでもあった。

同会代表の上田尚道師は、仏法の教えを損なうことなく純粋に守り抜こうと懸命に努力しているチベットの人々への連帯を表明した。上田師は、ダライ・ラマ法王の世界平和へのアプローチと慈悲・非暴力のメッセージに敬意を表し、集まった人々に愛と慈悲の道に従うよう助言した。

前自由民主党(LDP)議員の杉田水脈氏も短時間イベントに出席した。杉田氏は聴衆に挨拶し、招待への感謝を述べた。チベットの人々への連帯を表明し、こうしたイベントは多くの人がチベット問題をより深く理解する大きな助けになると伝えた。また、自身がチベットを支持しており、日本チベット国会議員連盟のメンバーであることを聴衆に伝えた。

マルティネス氏とラニ・シン氏によるドキュメンタリー映画『Never Forget Tibet: The Dalai Lama’s Untold Story』(チベットを決して忘れない:知られざるダライ・ラマ物語)が上映され、聴衆はチベットでのダライ・ラマ法王の生活、中国による占領、亡命生活、そして戦争や暴力のないグローバルなコミュニティのための闘いの一端に触れた。チベットハウス・ジャパンは、法王の生涯の主要な出来事や世界平和への取り組みを展示する写真展で本イベントを支援した。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表のアリヤ・ツェワン・ギャルポ博士は、ゲストスピーカーとして招待された。アリヤ代表は、チベット関連イベントの開催と講演の依頼に対し僧侶会に謝辞を述べた。また、昨年6月に東京の議員会館で開催された「第9回チベットに関する世界国会議員会議」の際のメンバーの支援に感謝した。アリヤ代表は、ダライ・ラマ法王の「4つの使命」と、それがいかに世界平和と安定に繋がっているかを聴衆に説明した。また、ダライ・ラマ法王や他の高僧の転生者の選定を含む、チベットの宗教問題に対する中国共産党(CCP)の継続的な介入について解説した。さらに、チベットにおける植民地的寄宿制学校の背後にある中国共産党の恐ろしい政策についても伝えた。

スーパーサンガ副代表の田中利典師は、20年前に訪れたチベットでの体験について講演を行った。田中師は、チベットの人々の親切で穏やかな性質や、彼らが暮らす澄み渡った青い空について語った。20世紀初頭に河口慧海や多田等観がチベット仏教を学んだセラ寺をはじめとする、チベットの僧院を訪れた思い出についても述べた。

神道家・学者であり新道国際学会理事長の三宅善信氏は、謝辞を述べ、世界平和とダライ・ラマ法王の平和と慈悲のメッセージを推進する同会の活動に関われることへの喜びを表明した。三宅氏は信教の自由の必要性について語った。また、法王と数回面会したことや、法王が親しみを込めて同氏の髭に触れられたエピソードを聴衆に披露した。

アリヤ代表に同行したツェラ氏は、写真展の担当を務め、中国共産党による宗教指導者の選定への介入や植民地的寄宿制学校に関する「チベット・ジャスティス・センター」「国際チベットネットワーク」「チベット・アクション・インスティテュート」の報告書の日本語訳を配布した。ダライ・ラマ法王による樹木の重要性について綴られた詩集や、チベットハウスのパンフレット、月刊会報も配布された。

聴衆は映画の上映と写真展を高く評価した。ダライ・ラマ14世の活動、特に「4つの使命」について多くのことを学んだという声もあった。また、主催者に対し、今後もこのようなイベントを開催してほしいと要望した。

――ダライ・ラマ法王日本代表部事務所による報告

チベットと世界平和を祈る日本の僧侶たち
集まった人々に語りかける上田尚道師
発言するアリヤ・ツェワン・ギャルポ代表
イベントの進行を務める大西龍心師
演説する元議員の杉田水脈氏
講演する田中師
三宅氏による謝辞
写真展のひとコマ
写真展のひとコマ
会場の様子
イベントの様子

オリジナル記事


(翻訳:Yuki)

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