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1959年チベット民族蜂起から67周年、東京で記念行事開催

2026年3月8日

1959年のチベット民族蜂起から67周年を記念し、東京で集会とピースマーチが開催された @TM

東京:2026年3月8日、在日チベット人および支援者らが東京に集結し、1959年のチベット蜂起67周年を記念する行事を行った。参加者はチベット人の勇気と不屈の精神に敬意を表すとともに、チベットの平和と自由を訴えた。

この日のプログラムは午前、東京の中華人民共和国大使館前での平和的なデモから始まった。チベット人に加え、日本人などの支援者らがチベット国旗やプラカードを掲げて集まり、チベットの現状を訴えた。参加者は「チベットに自由を」とスローガンを掲げ、中国政府による抑圧や文化的ジェノサイドの終結を求めた。また、チベットにおける植民地的寄宿制学校の閉鎖を訴えるとともに、非暴力、人権の尊重、チベット文化とアイデンティティの保護を呼びかけた。

午後には渋谷の公園に再び集まり、ピースマーチ(平和を求めてデモ行進を行う運動)が行われた。チベットハウス・ジャパンのタシ・ヤンゾム事務局長が開会の辞を述べ、数十年にわたる苦難にもかかわらず文化とアイデンティティを守り抜いてきたチベット人のたくましさを強調した。また、中央チベット政権は、ダライ・ラマ法王の慈悲深いご指導のもと、非暴力、対話、和解の道を揺るぎなく歩み続けていると述べた。さらに「中道アプローチ」を通じて、チベット人は平和で双方に利益のある解決を追及し続けているとし、人間の尊厳の尊重、チベット独自の文化遺産の保護、脆弱な自然環境の保全、そしてチベット人に対する真の自治の実現を目指していると語った。ヤンゾム氏のスピーチの日本語版を、チベットハウス・ジャパンの長谷川氏が朗読した。

続いて、在日チベット人コミュニティ会長のドルジェ氏と、スチューデンツ・フォー・フリーチベット・ジャパン(SFTJ)のテンジン・パルドン氏もスピーチを行い、チベットの人権擁護に向けた国際的な連帯の継続と若者の活動へのさらなる参加を呼びかけた。パルドン氏の発言は、SFTJの藤田氏が日本語で紹介した。司会は同団体の金田太郎氏が務めた。

ピースマーチにはチベット人、日本人支援者、モンゴル人コミュニティのメンバーなど多様な人々が参加し、チベット国旗や横断幕を掲げながら、チベットの平和と正義を求めるメッセージを唱えつつ渋谷の街を行進した。このピースマーチは、3月10日の歴史的意義とチベットの人々の現在も続く願いについて、一般市民に伝える機会ともなった。

午後遅くには、チベット人コミュニティのメンバーが国際女性デーを記念する活動にも参加し、正義の追求や文化の継承、コミュニティの結束において、チベット人女性が果たしてきた重要な役割と貢献を称えた。

東京での一連の記念行事は無事に終了し、チベット人コミュニティが非暴力の原則を堅持しながら、チベットの平和的解決と真の自治の実現に希望を抱き続けていることを示した。

――ダライ・ラマ法王日本代表部事務所による報告

           

オリジナル記事


(翻訳:かおり)

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